Airbnb、Deco Softwareを買収、今年3社目

民泊プラットフォーム最大手のAirbnbは、React Nativeのアプリを開発するための統合開発環境 (IDE) を開発する「Deco Software」を買収したとTechCrunchが報じた。

この買収により、Airbnbは自社のプラットフォームを広げるとともに、プラットフォーム上で開発を行う開発者のためにプラットフォームの機能を拡張する。

Deco Softwareは、iOSやAndroidのネイティブモバイルアプリの開発において、開発者が設計者とより近い関係性を築きやすくすることを目指すもので、同社はAirbnbのReact Native事業のパートナーともなっている。

今回の買収は「acquihire (買収による人材獲得)」であり、5名ほどの従業員から成るチーム全員がAirbnbに移籍する。同社の設立者は、「Deco IDEはフリーのオープンソースプロジェクトとして生き続ける」と、公式サイトの中で述べた。

 

Airbnb、今年だけすでに3社を買収

Airbnbは事業拡大に向けて矢継ぎ早に企業買収を進めておりDeco Softwareの買収は今年3社目となる。1月にはラグジュアリーな別荘など富裕層向けのバケーションレンタルサービスを展開するLuxury Retreatsを買収。

2月にはソーシャルペイメントを手がけるTiltを買収した。Tiltはコミュニティのメンバーから安全に資金を集めることができるP2Pの決済サービスだ。アイデアやプロジェクトを持つ者がインターネットを通じて不特定多数の人から資金を集めるのに対して、Tiltは不特定多数ではなくよりコミュニティを意識したサービス設計となっているのを特徴としている。

Airbnbは2008年の創業からたった9年の間に14社の企業を買収。民泊のプラットフォームとしてのAirbnbから、「体験」という新しいサービスの開始とともに「旅行」のプラットフォームになることを目指し始めたAirbnb。今後も事業拡大に向けた買収を加速していくだろう。

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