Airbnb「体験」が急拡大 1回の支払い額は約7,500円も

世界最大手の民泊プラットフォームを運営するAirbnb(エアービーアンドビー)は、包括的な旅のプラットフォームである「トリップ」(Trips )の体験(Experiences)が30以上の都市で1,800以上利用できるようになったことを発表した。

体験とは、ワークショップやチュートリアル、お気に入りのエリア散策などホストが自分で企画して案内するアクティビティのこと。日本では東京でスタートし、2017年3月には大阪でもサービスをスタートしていた。

Airbnbは昨年から個人宅の空き部屋を旅行者に貸し出すプラットフォームとしての役割を超えて、体験のサービスを開始するなど包括的な旅のプラットフォームを目指す戦略に舵をきっている。

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30以上の都市で利用可能に

2016年11月のサービス開始以来、トリップはサービスの提供エリアと数を拡充し、急速に成長している。サービス開始当時は12都市500体験のみでの提供にとどまっていたが、現在、体験の提供数は3倍以上となり、30以上の都市で利用可能となっている。

Airbnbはこれまで個人宅の空き部屋を旅行者をマッチングするプラットフォームとして培った経験をいかして体験プラットフォーム上で提供する体験の企画を手助けすることに注力。その結果、現在1,800以上の体験が利用可能となり、さらに何万人もの人が体験を掲載するための手順を始めようとしているという。

Airbnbでは体験の提供を新しく始めるホストの募集を行っており登録作業を手助けする専用ページを用意しており誰でも体験をスタートすることができる。(下図)

 

Airbnbでは現在、1,800以上の体験が利用可能

Airbnbによると体験サービス構築のためにとったアプローチの成果は、レビューされた体験の約90パーセントが五つ星評価を獲得していることに現れているという。最近は、提供される体験の数だけではなく、体験を利用するゲストも急増しているといい、体験を利用する毎月のゲスト数は1月以来、6倍(500%)以上の増加となっているという。

Airbnbによると一般的なゲストが1体験に支払う額は一人当たり約7,500円(66ドル)。体験サービスが大きく伸びている都市はバルセロナで、2月末に30体験でサービスを開始して以来、提供数130体験以上に急成長。今では、エアビーアンドビーの市場の中で1週間あたりの予約数最多を誇る、最も人気のある体験の目的地となっている。

利用可能な体験の数が最も多い都市トップ5は、サンフランシスコ、ロサンゼルス、パリ、東京、ロンドンで、最も体験の予約数が多い都市は、バルセロナ、ロサンゼルス、サンフランシスコ、パリ、東京となっている。

《参考記事》Trips are Growing: Experiences Available in 30+ Markets