Airbnbが今夏の国内旅行に関する意識調査を発表

世界最大手の民泊プラットフォームを運営するAirbnbは7月5日、今夏の国内旅行に関する意識調査の結果を発表。7割以上の人が自分たちでカスタマイズした旅行を予定し、人気の旅行先は「北海道」と「東京」という結果を明らかにした。

意識調査の対象は、2017年6~9月に宿泊をともなう国内旅行を予定し、旅行プランにある程度決定権がある20~50代の男女1,000人。調査方法はインターネットリサーチで、調査主体はマーケティングリサーチの国内最大手「マクロミル」が行った。それによると、今夏の国内旅行に関する傾向は以下に挙げられる。

・今夏の7割以上の人が自分たちでカスタマイズした旅行を予定
・人気の旅行先は、首都圏の1位が「北海道」、中京圏・近畿圏の1位が「東京」

 

消費傾向は「モノ」から「コト」へ

その中でも特徴的なのが、2000年以降に成人式を迎え、価値観の多様化が顕著な「ミレニアル世代」の傾向だ。ミレニアル世代は、ITが日常に普及以後に生まれた「デジタルネイティブ」とかぶる世代。8割以上のミレニアル世代が、日常生活に刺激が欲しいと回答し、「モノ消費」から「コト消費」への傾向の強さが表れている。

・ミレニアル世代は30~40代よりも約3倍、グループ旅行を好むと回答
・ミレニアル世代は30~40代よりも約1.6倍、地元の人との交流に魅力があると回答

ミレニアル世代の女性では、男性の約1.4倍「いろいろな国や市域を旅行したい」と回答。同世代の男性は、女性の約1.25倍「現地の食材を使ってキッチンで料理することに魅力を感じる」と回答。さらに、20代女性の約半数はSNS(ソーシャル・ネットワーキング・システム)のインスタグラムなどを利用し、旅先の画像をアップすると回答し、フォトジェニックな旅行を求める傾向が強い結果も明らかになった。

 

「宿泊だけにとどまらない」Airbnbの展望

Airbnbでは2017年6月現在、世界で約300万件、国内で約52,000件のリスティングが登録されている。従来の定番の観光スポットから、秘境めぐりなどの新しい発見まで、多様な展開を見せている。

Airbnb Japanの田邉泰之代表は「Airbnbでは、インバウンド(訪日外国人)ゲストでなく、国内ゲストも対前年比233%の伸び率を示している」と現状を説明。「宿泊のみならず、東京、大阪の体験や、現地のエキスパートの方々が教えてくれる穴場スポット情報まで、Airbnbのアプリから検索や予約ができ、旅行をカスタマイズしたい層にはぴったりなプラットフォームへと進化している」とコメントしている。