Airbnbで詐欺に遭わないための心構え

Airbnbでゲストから予約が入った場合、ホストは「事前承認」または「却下」のいずれかを24時間以内に選択する必要があります。

ゲストからの問い合わせがきたら、なんでもかんでも「事前承認」をしてはいませんか?

Airbnbでは基本的にはトラブルは起こりません。しかし、残念ですがほんの一握りの人が悪いことをする人もいるため、自分で自分の身を守る必要は出てきます。

今回は、新米ホストが騙されがちな詐欺とその対応策をご紹介していきます。

 

Airbnb外部支払いには応じないこと

ゲストからの予約問い合わせのやりとりをしていると、ごくまれにゲストからAirbnb外での現金支払いの提案をされる場合があります。

通常Airbnbを利用して予約をすると、ゲストは、Airbnbサービ利用料(6-12%)を支払う必要が生じ、同様にホストもホストサービス手数料(3%)を支払う必要が生じます。

そこでゲストはこのような提案をしてくるのです。「Airbnb外部で現金を支払うことで、Airbnbサービ利用料(6-12%)が減らせて安く泊まれるし、ホストにとってもホストサービス手数料(3%)が不要になり取り分が多くなるよ」と。

非常に論理的ですね。ゲストの説明の通りAirbnbの外部で現金を受け取れば、Airbnbの手数料を免れることができるのでゲストとホストの双方にメリットがあります。

「こりゃいいわ」っとさっそく始めようと思った方、Airbnb外部での現金受け取りは、絶対にやめてください。

Airbnb外部での現金受け取りは、アカウントを削除されるリスクにさらされるだけでなく、ゲストが宿泊代金を支払わずに逃げられるリスクすらあります。

必要長期予約となればなるほど手数料金額は上がるため、長期であれば長期であるほど、Airbnb外のほうが得られる現金も多くなりますが、絶対にやってはいけません。

Airbnbがメールで支払いを求めることは一切ありません。もし、Airbnbサイト以外の場での支払いを要求する個人メールを何者かから受信した場合にはautomated@airbnb.com、ユーザー名@airbnb.comなどのアドレスも含めて)直ちにsafety@airbnb.com に通報し、送信者とのやりとりを停止してください。
メールやAirbnbのサイト以外の場所で支払いを求められたらどうすべき?

 

Airbnbメッセージでの脅しには屈しない

Airbnbを無断でやっているホストの弱みに付け込み、金品などを脅し取ろうとする事例が発生しています。

また「新しいビジネスを始めたので、一緒にやりませんか?」といったようなお誘いメッセージをAirbnbホストに送る人もいます。

一見おいしい話にみえてもその後どうなるかはわかりません、ゲストのふりをした広告宣伝メールがきても相手はしないようにしましょう。

アカウントをセキュアに維持するには、他のユーザーから届く怪しげなリンクは迂闊にクリックしないことです。差出人が知っているユーザーでも、その人のアカウントが第三者にハックされていることもあります。フィッシング詐欺の疑いのあるメッセージが届いた場合には、直ちにsafety@airbnb.comに通報し、その送信者とのやりとりを停止してください。
メールやAirbnbのサイト以外の場所で支払いを求められたらどうすべき?

Photo credit: demandaj via VisualHunt.com / CC BY-NC-ND



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