Airbnb、福岡にホームシェアリングラボを設立

民泊最大手のAirbnbは、5月19日に国内初となるホームシェアリングラボを福岡県に設立することを発表した。
ホームシェアリングラボは、九州エリアを対象に定例会・イベントを通じて空き家を活用するホストを増やしたり、Airbnbを通じてその地域の体験価値を向上させたりするプロジェクトの策定・実行をしていく。

Airbnbは、ホームシェアリングラボの事務局運営として福岡への移住サポート、コミュニティ情報などの発信活動を行う団体「福岡移住計画」と連携。「福岡移住計画」は、福岡に移住したい人や進出を目指す企業に向けて、WEBサイトやSNSを中心に様々な情報発信や移住者のためのプロジェクトを行う団体だ。

代表の須賀大介氏は、国内外から注目を集めている福岡を始めとする九州エリアでホームシェアリングが普及することで、観光から移住定住まで幅広い地域活性化が見込めると述べた。

最初の取り組みとして、「比較法国際アカデミー第20回国際会議組織委員会」との間で覚書を締結した。これにより7月に福岡市で行われる国際学会「比較法国際アカデミー」で、75以上の国や地域から集まる約千人の参加者をホームシェアリングを活用した宿泊施設や移動手段の確保、学会前後の観光などを支援することになる。

福岡市ではイベント開催時等で宿泊施設不足が問題となっている。今年2月には国公立大の2次試験の日程と人気アーティストのよる数万人規模のライブとが重なったため、受験生が泊まる宿がないと話題になったのは記憶に新しい。

Airbnbの長田英知ホームシェアリング事業統括本部長は、「今回の国際会議のご支援を通して街ぐるみでの宿泊を実現することで、潜在的な宿泊需要を吸収し地域との交流や食・自然・文化等の魅力に触れる機会を増やすことができればと考えています。このような地域経済への波及効果を最大にするような仕組みを、さらに九州全土に広げていくことで九州地域の活性化に貢献していければと考えています。」と述べた。

ホームシェアリングラボは、今後地域関係各団体やホスト、ゲストたちと今後のホームシェアのあり方について討議し、九州ならではの新しい付加価値を創出する”実験室”を目指していくという。