福岡市が民泊推進へ、フロント設置要件などの規制緩和を検討

福岡市は、民泊を規制している条例を改正する方向で検討に入っていることが報じられている。昨今の訪日外国人の増加に合わせて福岡市内でも宿泊施設が取りにくくなっており、宿泊施設を増やし外国人旅行者を呼び込む考え。

福岡市の条例では簡易宿所の営業にフロントの設置を義務付けているほか、同一の建物内の住居と宿泊施設を混在させることを禁じている。福岡市はこの2つの要件を緩和する方向で検討しているとのこと。

 

「民泊」に期待を寄せる福岡市

2015年12月に福岡で開催された嵐とEXILEのライブツアーで「イベント民泊」を実施するなど「民泊」に対して積極的な姿勢をとっていた福岡市。民泊に期待を寄せていることがうかがえる。

民泊の規制緩和を進める国の動きに対して、東京都の台東区では民泊を事実上不可能にする条例案を可決。長野県軽井沢町では民泊を町内全域で認めないとするなど規制強化の対策を講じる自治体も出ていた。

 

福岡市旅館業法施行条例

第3条 政令第1条第1項第 11 号に規定するホテル営業の施設の構造設備の基準は,次のと おりとする。
(3) 帳場が,宿泊者その他の施設の利用者(以下「宿泊者等」という。)の出入りを容易に 確認することができる位置に設けられていること。

(9) 施設は,玄関,客室その他宿泊者等の用途に供する施設を一体的に管理することがで きる構造であり,かつ,住居その他の施設と明確に区画され,これらが混在していない 構造であること。

福岡市旅館業法施行条例

 

《関連サイト》
福岡市、民泊規制緩和で条例改正へ
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