オンライン旅行会社OTAによる民泊参入表明企業まとめ

日本国内におけるAirbnbの物件数が3万件を突破するなど目覚ましい成長を遂げる「民泊」。2016年には大田区や大阪府で特区民泊がスタート。観光庁と厚生労働省の有識者会議では新しい民泊の制度設計が話し合われるなど広がりを続ける「民泊」に対して新しい法制度の検討が行われている。

このように盛り上がりを見せる民泊業界でオンライン旅行会社OTAによる民泊サービスへの参入が続々と発表されているのをご存知だろうか?今回は、民泊事業への参入を発表しているオンライン旅行会社をまとめた。

民泊比較サービスの「Travel.jp」

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Travel.jpを運営する株式会社ベンチャーリパブリックは、『Travel.jp(トラベルjp)』において、民泊の総合情報提供および検索・比較サービスを提供することを発表。

『Travel.jp(トラベルjp)』は、国内および海外旅行の情報を専門に扱う国内最大級の旅行情報サイト。大手旅行会社を含む約200社が販売する厳選された100万件を超える格安航空券、国内外パッケージツアーをまとめて検索・比較することができ、また、国内約3万軒および海外約65万軒のホテル・宿についても横断検索を可能にするサービスを提供する。

4月1日に公開されたコンテンツ「民泊」とはでは民泊の基礎知識や民泊に関連する不安や疑問にお答えする「民泊Q&A」などが掲載されている。

 

民泊運営企業をサポート「エボラブルアジア」

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TRIP STARや空旅.comなどを運営するエボラブルアジアは、国内航空券に加えて、国内ツアー・新幹線、海外航空券・海外ホテルなど幅広い商材にて500 社以上の提供実績のあるOEMサービスのノウハウを活用し、民泊サイト運営企業に対してOEM(国内航空券・JR・高 速バス)提供サービスを開始する。

エボラブルアジアは、国内航空券を主軸に旅行商材の比較サイト運営、旅行コンテンツのOEM提供、旅行商材の卸売、法人向け出張サービスの提供や、訪日旅行事業等を行う、国内航空券販売最大手のオンライン旅行会社。

 

民泊事業参入へ「トラベルコちゃん」

「トラベルコちゃん」を運営するオープンドアは、2015年のマザーズ上場日に発表した「成長可能性に関する説明資料」の中で、民泊へ取り組む計画があることを発表。2016年5月19日には、民泊予約サイト「STAY JAPAN」を運営するとまれる社との提携に合意。2016年6月30日から従来のホテルや旅館の横断検索に加えて、一般住宅に宿泊する民泊プランの一括検索が可能となった。

オープンドアは「トラベルコちゃん」や外国語サイト「Hotel Saurus」を運営する企業で、2015年12月に東京証券取引所マザーズに新規上場した。今後は、旅行関連オンライン市場やインバウンド市場の成長継続を背景に、中長期「グロ―バル市場でユーザー選択肢の No.1となるサイト」を目指すとしている。

 

[番外編]民泊仲介サイト運営「スペースマーケット」

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スペースマーケット」を運営する株式会社スペースマーケットは2016年春より、ユニークな場所に泊まれる「民泊事業」を開始すると発表した。「スペースマーケット」は、球場からお寺までユニークなスペースを簡単にネットで1時間単位から貸し借り出来るマーケットプレイス。

訪日外国人の増加に合わせ訪日外国人向けの民泊サイトに注目が集まっているが、スペースマーケットは日本人客に狙いを定めて民泊事業に参入する構えだ。

民泊特設ページから民泊の利用登録(ホスト・ゲスト)を受け付けている。

 

OTA(OnlineTraveAgency)とは

Online Travel Agent(Agency)の略で、インターネット上だけで取引を行う旅行会社のこと。OTAの代表的な企業として、国内では、楽天トラベル、じゃらん、一休.com、海外では、Expedia(エクスペディア)、Booking.com(ブッキングドットコム)、Agoda(アゴダ)などが挙げられる。

Photo via Visual Hunt