騒音の救世主!スマホで部屋を監視する民泊デバイスが日本上陸

Minut

7月12日、ジェイピーモバイル株式会社はアプリやWeb上で「騒音・温度・湿度」を24時間把握できるスマートデバイス「ポイント」を開発・販売するMinut ABと、日本における同商品の独占販売契約を締結。同日より「ポイント」の先行販売が公式サイトで開始された。

「ポイント」はスウェーデン生まれの民泊スマートデバイスだ。騒音・温度・湿度を24時間監視し、WEBやアプリで把握することで、未然のトラブル防止とゲストのプライバシー保護が両立できるデバイスとなっている。

事前にアプリから各種「異常値」を設定することができ、「ポイント」オーナーはこれらの異常値を超えた数値が感知された場合に瞬時にプッシュ通知を受け民泊施設の状況を把握することが可能になる。

室内の騒音の状況がスマホでわかる

ポイント
ポイント

民泊の最大の問題点である騒音問題を解決するのが「ポイント」による室内監視だ。専用のスマートフォンアプリをダウンロードし初期設定を行うことでAirbnbのリスティングに設置した「ポイント」とスマホアプリが連携する。室内で異常値の騒音を検知した際には、プッシュ通知で瞬時に通知をしてくれる。

アラートを受け取った段階で、宿泊しているゲストに室内で異常音を感知した旨を知らせることで騒音による近隣トラブルを未然に防ぐことが可能だ。

ゲストのプライバシー保護

「ポイント」は監視カメラではなくあくまでも騒音・温度・湿度を24時間監視するスマートデバイスであることからゲストのプライバシーはしっかりと守られている。ゲストのプライバシーを保護しながら騒音による近隣トラブルを未然に防ぐ夢のデバイスとも言える。

冷暖房の消し忘れを防止

夏場や冬場は冷暖房を利用する機会が増える。そのような季節に多いのが冷暖房の消し忘れだ。室内の温度や湿度の推移をリアルタイムで確認することができる「ポイント」を活用することで、ゲストに冷暖房の電源OFFを促すこともできる。

 

高まる民泊撤退リスク

今、日本国内に3万件以上あるといわれる民泊で撤退が相次いでいるをご存知だろうか?ジェイピーモバイル株式会社と株式会社メタップスが開発したAirDNAデータ解析ツールによると、日本国内全体で毎月500件から1,500件ほどのリスティングが削除されている。

高稼働率を維持していたリスティングが突然リスティングの掲載を終了するなどの状況もあることから騒音による近隣トラブルや、保健所の指導などにより撤退した可能性は高い。

実際に、渋谷区で4部屋の民泊を運営していたホストがそのすべてを保健所に通報され撤退を余儀なくされたという話もあり、明日はわが身といっても過言ではないほど「撤退」リスクは特に近年高まってることがうかがえる。

 

民泊ポリスが民泊撤退に拍車

「民泊ポリス」は、マンションなどで行われる民泊に関する情報提供を匿名で受け付け、民泊ポリス運営側が主要民泊仲介サービス内で物件を特定。管理会社・物件オーナー・保健所に事実を伝え、違法状態の是正を促すサービスだ。

2016年6月にスタートしたサービスであるにもかかわらず、約1ヶ月で279件の通報が寄せられ、うち106件のリスティングを特定し物件の「管理会社」「オーナー(大家)」「保健所」などへ苦情内容も含めて情報を提供している。

民泊は2016年7月現在、簡易宿所の許可や特区民泊の認定を取得することで、合法的に民泊の運営が可能であるが、ハードルの高さからこれらの合法民泊の数は非常に少ない。

保健所からの指導が入った場合、合法化のハードルの高さから多くのホストは撤退を選択している。

近隣トラブルとなって撤退する前に「ポイント」を活用した対策が急務であると言える。

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