楽天トラベル、ラブホテルを掲載へ。訪日客増加で

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楽天が運営する国内最大級の宿泊予約サイト楽天トラベルは、6月から楽天トラベル内でラブホテルを掲載することを朝日新聞が報じた。ホテル管理システムを手がけるアルメックスと提携を協議中で、ラブホテルのみを掲載する専門のコーナーを作りそこで掲載をスタートするという。

アルメックスはUSENグループ企業で、ラブホテルやレジャーホテル、ビジネスホテルなど約7,700件のホテルの情報を無料で検索できる「ハピホテ」を運営していた。

日系の宿泊予約サイトは楽天トラベル以外にもじゃらん、一休.comなどがあるがこれまでラブホテルの掲載を認めておらず、楽天トラベルが掲載をスタートすることで他の宿泊予約サイトも追随する可能性もありそうだ。

なお楽天トラベルやじゃんなど日系の宿泊予約サイトではラブホテルが掲載されていなかった一方で、外資系の宿泊予約サイトであるExpediaBooking.comなどでは以前からラブホテルの予約は受け付けている。

 

ラブホテルを体験したい訪日客も

ラブホテルは日本ではごく一般的ではあるものの、海外ではあまり見られない日本独自の文化でありラブホテルを体験してみたいと考える訪日客も多い。

浅草にある「カオサンワールド浅草 旅館&ホステル」はもともと地域最大規模のラブホテルであったが2013年に旅館&ホステルに生まれ変わった。

改装とはいっても現代風な部屋に改装するわけではなく、当時のラブホテルの雰囲気をそのまま残した部屋や、マネーシューターを当時のまま設置してある部屋、和風に改装したドミトリーなどがありユニークな宿泊体験ができることから訪日客から高い評価を得ている。

 

訪日客受け入れへ、ラブホテル改装を後押し

政府は昨年、ラブホテルの事業者が観光客向けの一般ホテルに改装する場合、条件付きで後押しする方針を固めた。2016年の訪日客は2,400万人を超えるなどインバウンドの宿泊需要が拡大しているのをうけて、厚生労働省は日本政策金融公庫に「資金に関する相談に特に配慮するよう」通達。

政府系金融機関の場合は、公序良俗に反する事業者には融資出来ないが、一般ホテルへの改装ということであれば一般ホテルへの融資に該当するとしていた。