Airbnbとは一線を画すVacasaが、総額約50億円の資金調達

ポートランドに拠点を置くバケーションレンタルサイトのVacasaは、シリーズAで総額4000万ドルの資金調達を行ったとFast Companyが報じた。

Vacasaは4月に、Level EquityからシリーズAで3,500万ドル(約40億円)を調達しており、それに続いて新たに500万ドル(約10億円)を調達した。

Vacasaは、北米やヨーロッパ、中央アメリカで4,600軒以上の滞在先を提供するAirbnbの競合で、今後Airbnbの強力なライバルになる可能性を秘める。

 

民泊サイトのVacasaとは

Vacasaは、ホスト、ゲスト双方にとってバケーションレンタルの世界をシンプルでストレスのないものにすることを目指すバケーションレンタルサイトだ。

オレゴン州沿岸地のリラックスできるビーチコテージからベイルの高級スキーシャレー、ベリーズの熱帯保養地まで、Vacasaはすべてのゲストの方向けに最適な宿泊メニューを提供している。

バケーションレンタル世界最大手のAirbnbと異なっているのは、掃除と清潔な環境の維持を行うために多くの従業員を雇い、物件を管理しているという点だ。

Vacasaは個人所有の住宅にてプロフェッショナルなマネジメントサービスをユニークな形で組み合わせることで、ゲストの方はサービスと利便性を兼ね備えたバケーションレンタルを楽しむことができるようになっている。

《関連サイト》
Vacasa, curated Airbnb alternative, snags $40M Series A



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