大阪府の民泊マーケット
大阪内にはAirbnbの物件数が13,767件の物件(2018年1月現在)が存在し、日本の都道府県の中では東京都に次いで2番目に多くの物件数を抱える。大阪府内で民泊を行う場合は、住宅宿泊事業法での届出あるいは旅館業法の許可、特区民泊の認定にて民泊営業を行うことが可能。
2015年12月の前年同月比は444%で、民泊の認知度の高まりとともに民泊物件の増加は落ち着き始め、2017年12月の前年同月比は120%となっている。落ち着いたとはいえ、大阪府の民泊物件数は引き続き二ケタ成長を遂げている。
大阪府の民泊物件は、訪日外国人が急増する桜シーズンの4月や年越しの12月に増える傾向があり、2017年12月時点の民泊物件数が過去最高の14,245件となっている。

大阪府の民泊物件数
大阪府の中で最も物件数が多いのが大阪市で中でも物件数が多いのは、大阪市中央区でその数は5,091件に迫る。次いで、大阪市浪速区3,041件、大阪市西成区967件が続く。
市区町村別でみると大阪市中央区の5,091件という民泊物件数は、新宿区の4,100件より多く日本でもっとも民泊物件が過密しているエリアとなる。

大阪府の民泊稼働率
大阪府に存在するまるまる貸切タイプの民泊稼働率は右図※の通りであるが、民泊の稼働率は季節による変動が大きい。
特に閑散期となるのは例年1月で京都府の民泊稼働率は55%まで落ち込む。その一方で、桜シーズンや夏や紅葉シーズン等は稼働率が高い時期となり60%後半台にもなる。
※大阪府に存在するアクティブ物件数の稼働率(まるまる貸切タイプのみ)

大阪府の民泊客室単価・ADR
京都府に存在するまるまる貸切タイプの民泊客室単価(ADR)は右図※の通りであるが、民泊の客室単価は季節による変動が大きい。
客室単価が非常に高いのは、桜シーズンや年末の年越しで日本を訪れる時期となる4月や12月でそのADRは11,000円近くにまでなる。
一方で、客室単価は、比較的閑散期となる2月や6月9月を中心に低くなる傾向がある。
※大阪府に存在するアクティブ物件数の稼働率(まるまる貸切タイプのみ)

メトロデータとは
メトロエンジン株式会社が提供する民泊調査ツール。都道府県単位、市区町村単位等で民泊物件数とその稼働率、宿泊単価を知ることができます。
本サービス独自の強み
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基礎情報
東京都における民泊物件数、部屋タイプ別の物件比率、宿泊人数ごとの物件比率をご覧になることができます。
客室単価
東京都にある物件タイプ別の客室単価をもちろんのこと。ルーム数別の客室単価、宿泊人数別の客室単価を確認することができます。
稼働率
東京都にある物件タイプ別の稼働率はもちろんのこと。ルーム数別の客室単価、宿泊人数別の客室単価を確認することができます。