阪急阪神ホテルズ、6ホテルの営業を順次終了 800人削減の構造改革へ

阪急阪神ホールディングスは 3 月 31 日、阪急阪神ホテルズが運営する第一ホテル東京シーフォートなど 6 つのホテルの営業を終了すると発表した。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、インバウンドの回復には相当の時間がかかることが予想されることなどから、不採算ホテルからの撤退や 800 名の人員削減などの構造改革を実行する。

営業の終了が発表された施設は、第一ホテル東京シーフォート、第一ホテルアネックス、吉祥寺第一ホテル、梅田OSホテル、大阪新阪急ホテル、千里阪急ホテルの 6 ホテル。21 年度に 3 ホテルの営業を終了し、千里阪急ホテルは 25 年度末に営業を終了。

レム鹿児島は、直営ホテルから物件オーナーが采井するチェーンホテルへ変更を予定。不採算ホテルからの撤退により同ホテルの営業赤字が消失することか、現存の実施により減価償却費が減少する。

人員削減では、拠点の減少に伴う定員の削減に加えて、各ホテル、部門のさらなる効率化を進め、2021 年度期首の在籍人数約 2,300 名から 800 名削減を実施。同社はこれらの構造改革により、2024 年度の実質的な営業黒字化を狙う。



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