【民泊】提携店舗でのチェックインを可能にする新サービス

ライヴエイド株式会社は、民泊の鍵受け渡しやゲスト名簿の管理をクラウドで行うサービス「Keyport」をスタートすることを発表した。

従来、Airbnbなどの民泊仲介サービスでの鍵の受け渡し方法としてもっとも主流なのが「セルフチェックイン方式」だ。セルフチェックイン方式とは、郵便ポストにキーボックスを設置しその中に鍵を入れておく方法で、ゲストとホストにとって効率的に鍵をお渡しできるメリットがある。

しかしその一方で、ホスト自らが直接鍵を受け渡しするチェックイン方法と比べると、ゲストと顔を合わせる機会がないことから、宿泊人数を偽られるトラブルや、ハウスルールが守られない、評価スコアが伸び悩むなどいくつもの課題があった。

これらのデメリットを解決できる方法として注目されるのが今回発表された「Keyport」だ。「Keynote」の注目すべきポイントは「提携店舗にて鍵の管理・受け渡しを代行」「ゲスト名簿の作成と保管の代行」「施設利用開始時と終了時の対面確認の実施」の3つある。

提携店舗にて鍵の管理・受け渡しを代行

従来のチェックイン方法である「郵便ポストを利用したチェックイン」や直接ホストがゲストに対面してチェックイン業務を行う方法は、セキュリティ面やコスト面での課題が多い。

「Keyport」を利用すれば、主要駅から徒歩数分圏内にある提携店舗で、鍵の管理と受け渡しを依頼可能。料金プランは1件500円の従量課金制で、従来のチェックインで課題であったセキュリティ面やコスト面での課題はクリア可能に。

ゲスト名簿の作成と保管の代行

現時点では法律上求められてはいないものの、ゲストの個人情報確認は安心してホストが貸し出しを行う上で重要な手続きであることは間違いない。

「Keyport」は、ゲスト名簿の作成とクラウド上でのゲスト名簿管理を代行。ホストや民泊代行業者は、PC・スマホ端末から簡単に名簿管理を行うことができる。

施設利用開始時と終了時の対面確認の実施

「Keyport」では鍵の引き渡し時及び返却を提携店舗で行うため、宿泊施設の利用開始時と終了時に対面で自動的に本人確認を行うことが可能。多くの民泊施設で取り入れられている郵便ポストなどを利用した「セルフチェックイン方式」では、本来4人で宿泊しているのに2人と申告することで宿泊費を抑えるゲストがいるなど問題になっていた。

「Keyport」の導入により宿泊人数の虚偽申告が難しくなり、正しい宿泊人数の申告により民泊運営の売り上げアップを見込むことも可能だ。

 

初月利用料無料の事前登録キャンペーンを開始

事前登録特典として、登録いただいた先着100名様を対象に1物件の初月利用料が無料になるキャンペーンwを同時に開始している。

Photo credit: ekoprobo via Visual hunt / CC BY-NC-SA



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