新幹線の「早割」はいつから？　全国の新幹線ごとの早得や買い方を解説

新幹線の「早割」とは？

新幹線の早割制度とは、早く購入すればするほどお得に新幹線チケットを購入できる制度で、多くの新幹線や特急列車で導入されています。

早割制度は、新幹線の各路線ごとに設定されており、28日前、21日前、15日前など、さまざまなプランがあります。新幹線の「早割」を利用することで、通常よりもお得に旅行を楽しむことができます。

「早割」は大変お得な制度ですが、価格が切り替わるタイミングに注意が必要です。また、このタイミングは新幹線や鉄道会社によって微妙に異なっており、1日予約日がずれるだけで損する場合もあります。

早割制度を利用して、賢く旅行を楽しむ第一歩を踏み出してみませんか？

新幹線の格安チケット・安く乗る方法まとめ　半額キャンペーンまとめ

2024年12月11日

各新幹線毎の「早割」と割引額まとめ

【東北・北海道新幹線】早割

東北・北海道新幹線で利用できる早割には、「新幹線eチケット（トクだ値）」と呼ばれる早割チケットがあり、早ければ早いほど割引額が大きくなるのが特徴です。

乗車日の14日前までの申込で割引になる「トクだ値14」、乗車日の前日までで割引になる「トクだ値1」があります。なお、期間限定で乗車日の21日前までで割引になる「トクだ値21」が実施されることもあります。

例えば、東北新幹線 はやぶさは、東京発新青森行きが通常17,670円のところ、「トクだ値1」での予約で5%OFFの16,590円、「トクだ値14」での予約で最大25%OFFの13,090円になります。

「トクだ値」は「えきねっと」会員向けのインターネット限定商品となるため、早割を利用する場合は、「えきねっと」の無料会員登録が必要です。

東京－新青森

東京－新函館北斗

【秋田・山形新幹線】早割

秋田・山形新幹線で利用できる早割は、東北・北海道新幹線同様、「新幹線eチケット（トクだ値）」と呼ばれる早割チケットがあり、早ければ早いほど割引額が大きくなるのが特徴です。

乗車日の14日前までの申込で割引になる「トクだ値14」、乗車日の前日までで割引になる「トクだ値1」があります。なお、期間限定で乗車日の21日前までで割引になる「トクだ値21」が実施されることもあります。

例えば、秋田新幹線こまちでは、東京発秋田行きが通常18,500円のところ、「トクだ値1」での予約で5%OFFの16,910円、「トクだ値14」での予約で最大30%OFFの12,460円になります。

「トクだ値」は「えきねっと」会員向けのインターネット限定商品となるため、早割を利用する場合は、「えきねっと」の無料会員登録が必要です。

東京－秋田

東京－山形

【上越新幹線】早割

上越新幹線で利用できる早割は、東北・北海道新幹線などと同様、「新幹線eチケット（トクだ値）」と呼ばれる早割チケットがあり、早ければ早いほど割引額が大きくなるのが特徴です。

乗車日の14日前までの申込で割引になる「トクだ値14」、乗車日の前日までで割引になる「トクだ値1」があります。なお、期間限定で乗車日の21日前までで割引になる「トクだ値21」が実施されることもあります。

例えば、上越新幹線 ときは、東京発新潟行きが通常18,500円のところ、「トクだ値1」での予約で10%OFFの16,910円、「トクだ値14」での予約で最大30%OFFの12,460円になります。

「トクだ値」は「えきねっと」会員向けのインターネット限定商品となるため、早割を利用する場合は、「えきねっと」の無料会員登録が必要です。

東京－新潟

東京－高崎

【北陸新幹線】早割

北陸新幹線で利用できる早割は、東北・北海道新幹線などと同様、「新幹線eチケット（トクだ値）」と呼ばれる早割チケットがあり、早ければ早いほど割引額が大きくなるのが特徴です。

北陸新幹線では通年で乗車日の前日までで割引になる「トクだ値1」を提供するほか、期間限定で乗車日の14日前までで割引になる「トクだ値14」が実施されています。

例えば、北陸新幹線 かがやきは、東京発敦賀行きが通常16,160円のところ、「トクだ値1」での予約で10%OFFの14,530円、「トクだ値14」での予約で最大30%OFFの11,310円になります。

「トクだ値」は「えきねっと」会員向けのインターネット限定商品となるため、早割を利用する場合は、「えきねっと」の無料会員登録が必要です。

東京－敦賀

東京－金沢

【東海道新幹線】早割

東海道新幹線には、「EX早特」と呼ばれる早割チケットがあります。

東京ー新大阪間の普通車指定席で利用できる早割運賃には、乗車日の28日前までの予約でおトクになる「EX早特ワイド28」、乗車日の21日前までの予約でおトクになる「EX早得ワイド21」があります。

2名以上の予約で利用する場合は、3日前までの予約で土休日のぞみ普通車指定席とグリーン車がお得になる「EXのぞみファミリー早特3」、EX商品で最もおトクに利用できる「EXこだまファミリー早特3」がおすすめです。

「EXこだまファミリー早特3」では、東京ー新大阪間の「こだま」普通車指定席が通常14,400円が10,080円に。「のぞみ」で通常約2時間半かかるところが、「こだま」では約4時間かりますが、最もお得に移動できます。

東京－新大阪

東京－名古屋

各新幹線毎の「早割」いつから？

東北・北海道・秋田・山形・上越・北陸新幹線 早割

えきねっとより

東北・北海道・秋田・山形・上越・北陸新幹線には、「トクだ値」と呼ばれる早割チケットがあります。

乗車日の21日前までの申込でお得になる「トクだ値21」乗車日の14日前までの申込でお得になる「トクだ値14」、乗車日の前日までの申込でお得になる「トクだ値1」があります。

「トクだ値」は「えきねっと」会員向けのインターネット限定商品となるため、早割を利用する場合は、「えきねっと」の無料会員登録が必要です。

東海道新幹線 早割

東海道・山陽・九州新幹線には、「EX早特」と呼ばれる早割チケットがあります。

乗車日の28日前までの予約でおトクになる「EX早特ワイド28」、乗車日の21日前までの予約でおトクになる「EX早得ワイド21」などの早割チケットがあります。

「EX早特」はインターネット限定販売となるため、窓口では購入できません。年会費無料の「スマートEX」か年会費1,100円の「エクスプレス予約」にて会員登録のうえ予約する必要があります。

北陸新幹線 早割

北陸新幹線より

北陸新幹線には、「eチケット早得」や「WEB早得」と呼ばれる早割チケットがあります。例えば、14日前の予約でお得になる「eチケット早得14」なら約3割引で利用できます。

北陸新幹線の早割チケットの予約は利用日の1か月前の10時からで、首都圏出発の場合は、「eチケット早得14」、関西圏出発の場合は、「WEB早得14」「WEB早得7」の早得チケットを利用できます。

「eチケット早得」や「WEB早得」は、JR西日本のインターネット予約e5489のみで予約を受け付けているため、早割を利用する場合は、無料の会員登録が必要です。

山陽新幹線 早割

山陽新幹線には、乗車日の14日前までのインターネット予約でおトクになる「スーパー早特きっぷ」と呼ばれる早割チケットがあります。

「スーパー早特きっぷ」は、インターネット限定の早割きっぷで、乗車日の14日前までの予約で新幹線普通車指定席がお得に利用できます。

九州新幹線 早割

九州・山陽新幹線には、乗車日の14日前までのインターネット予約でおトクになる「スーパー早特きっぷ」や九州新幹線で使える「九州ネット早得」と呼ばれる早割チケットがあります。

「九州ネット早得7」は、乗車日の7日前までのインターネット予約で九州新幹線の博多⇔熊本間が席数限定でお得になる早割チケットです。価格変動制を導入しており、乗車率などに応じて価格が異なります。

新幹線の「早割」のデメリット

新幹線の早割を活用することで、お得に旅行を楽しむことができる反面、利用する際にはいくつかの注意点を押さえておく必要があります。

早割の座席数は先着順

まず、早割の座席数には限りがあることです。特に週末や連休などの人気の日程は、設定座席が少なく、早めに埋まってしまうことがあります。

早割の設定がない除外期間がある

ゴールデンウィークやお盆、年末年始ようなハイシーズンは、早割自体が設定されない場合もあります。