Airbnbが新しく「ローカル体験」サービスの提供を開始しました。
ホストが「ローカル体験」で地元の人しかしらないお店を案内したり、観光客にはあまり知られていない地元の魅力的な場所を案内するアクティビティを企画し、参加者を募ることができるようになります。
Airbnbは従来、部屋を貸したい人と部屋を借りたい人をマッチングするサービスでした。
今回はじめた「ローカル体験」によりAirbnbはツアーやアクティビティを企画したい人とツアーやアクティビティに参加したい人とをつなぐマッチングサービス(アクティビティマッチング)も開始するということになります。
まだ日本でのサービス展開はされていないですが、パリやサンフランシスコなどの一部地域ですでにサービスが開始されているようです。
事前に情報を登録しておくと、サービス対象地域になった際に、お知らせしてくれるとのことですので、少しでも興味があるホストさんは登録しておくと良いかもしれません。
アクティビティ予約が一気に普及する可能性も
Airbnbが今回はじめた「アクティビティマッチングサービス」は、今に始まったわけではなく、実は、すでに同様のサービスを提供する企業が国内国外ととも意外とあります。
日本発のサービスとしては、Voyaginや、PEERTOURS、Traveeなどがあり、海外ではZOZI、Peek、Vayableなどなどすでに似たようなサービスは意外と多くあります。
つまり、今回Airbnbがはじめた「ローカル体験」(アクティビティマッチング)は特段、めぼしいものではない小さなニュースのように見える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、私は今回のこのニュースを、小さいニュースどころではない、むしろ可能性が非常に広がるビックニュースであると考えています。
そのように考える根拠として「世界最大の民泊プラットフォーム」であるAirbnbがスタートしたという点です。
従来すでにあるアクティビティマッチングサービスは、それ単体としてサービスをしている会社が多くなかなか一般的な人の目に触れる機会が少ないという課題がありました。
従来であれば、ある程度アクティビティマッチングサービスに興味を持っている人しかそのサービスにたどり着けませんでした。
しかしご存知の通り、Airbnbは世界最大の民泊プラットフォームでありすでに大勢のホストとゲストがいます。
ホストはすでに何人ものゲストを向かいいれており、おもてなしに慣れています。
その流れでアクティビティを提供することにほとんど抵抗を感じずスムーズに移行が進むとともに、ゲスト側もAirbnbで宿泊先を探しつつアクティビティも一緒に予約ができてしまうという点で非常にスムーズで便利です。
今後、まだ日本ではサービス提供されていませんが、Airbnbで「アクティビティマッチングサービス」が非常に盛り上がる可能性が高いといえます。
気になる方は、事前登録はできるので今のうちしておくと良いかもしれません。