2016年に入り、個人宅の空き部屋に旅行者を泊める民泊が非常に盛り上がりを見せている。最近では「ガイアの夜明け」や「クローズアップ現代」などの人気番組でも特集を組まれるほどだ。
しかしその取り上げられ方は、主に部屋を貸し出す側(ホスト)にフォーカスされていることが多く、その宿泊者側であるゲストに焦点を当てたものは少ない。
そこで今回はAirbnbで宿泊する際の流れと気をつけておきたいポイントについてご紹介する。
Airbnbを予約する際に気をつけたいポイント
ホテルでも旅館でもないAirbnb
AIrbnbは部屋を貸したい人を部屋を借りたい人をつなぐサービスであり、部屋の貸主も個人であることが多い。
個人であることからチェックイン方法やゲストに提供するサービスは様々だ。
単純にホテルや旅館と同じサービスを求めようとするのではなく、新しい宿泊体験と考え、部屋の貸主がどんな人なのか、どんな部屋とサービスを提供してくれるのかを楽しむと良いだろう。
部屋の位置は正確ではない
通常のホテルとは異なり、Airbnbのリスティングページ(お部屋の紹介ページ)には、その正確な住所が記載されていない。地図の記載はあるが、そこに記載されている場所は、あくまでもおおよその位置となっているため注意が必要だ。
お部屋の紹介ページに、最寄駅からの所要時間が書かれている場合があるので、これを目安にすることになる。なお正確な住所は、予約が確定したゲストにのみ公開される。
ホストに問い合わせれば正確な住所を聞きだせる場合もあるが、あまり期待しないでおいたほうがよいだろう。
チェックイン方法の確認
ホテルや旅館の場合、チェックインはフロントで行われることになるが、Airbnbの場合は大きく異なる。どのようなチェックイン方法を取るかはすべてホストに委ねられており「チェックインの流れ」に関する決まりごとはない。
キーボックス(鍵保管庫)で鍵を受け取るタイプがもっとも多いが、ホストから直接鍵を受け取る場合もある。どのようなチェックイン方法なのかはリスティングページに記載してあることが多いため、必ずチェックしたいポイントだ。
直前にAirbnbを予約する際に注意すべきこと
Airbnbは部屋の場所やチェックイン方法が予約するまでわからない。部屋の場所やチェックイン方法をホストに問い合わせてもすぐに返事がもらえるかわからない。
そのため、前日予約や当日予約など直前で予約をする場合は、「今すぐ予約」に対応した部屋に検索条件を絞り込んで予約するのがおすすめだ。
「今すぐ予約」とは、ホストの承認を待たずに、ゲストが「予約リクエスト」を送信した時点で、即予約を確定させることができる予約方法。
「今すぐ予約」に対応していない部屋の場合、ゲストから「予約リクエスト」を送信してもホストが却下してしまう可能性がある。またホストからの返事がなかなか来なければ部屋が全然決まらないという事態になりかねない。
3日前から当日までの直前予約の場合は「今すぐ予約」に対応したお部屋に予約するようにしよう。
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