部屋を貸したい人と部屋を貸したい人をつなぐプラットフォームであるAirbnb。
このプラットフォームを支えるシステムが評価&レビューシステムです。
Airbnbでは宿泊予約をして、チェックアウトが完了すると、ゲストとホストがお互いに評価できるようになります。
レビューが書けるのは、滞在完了後14日間のみで、相手が書いたレビューは、自分もレビューを書くかあるいは、滞在完了後14日後にしか見れない仕様になっています。
レビューで書いた内容は基本的には、誰でも見れる形で公開されますが、建設的なフィードバックがある場合、あるいはホストにだけ伝えたいことがある場合は、非公開フィードバックとして伝える方法もあります。
Airbnbのレビューが優れている訳
一般的に、Airbnb、Uberを始めとするシェアリングエコノミーは、レビューシステムによって、サービスは支えられています。
例えば、ホストがヒドい体験をゲストにさせれば、ゲストから悪い評価が付きます。
一方で、ゲストがお部屋を荒らしてホストを困らせれば、そのゲストには悪い評価やレビューが付くことになります。
悪い評価やレビューばかりの人は誰からも相手にされなくなり、もうサービスを利用することはほとんど出来なくなります。
そうならないよう、ホストとゲストは評価やレビューが悪くならないように活動することになるのです。
それでは、Airbnbのレビューシステムが優れている理由とはなんでしょうか?
それは、ホストとゲストの双方がレビューを書かないとお互いのレビューを見ることができない点です。
ヤフオクといういらないモノを売りたい人(出品者)と、モノを探している人(落札者)とをつなぐプラットフォームをご存知かと思います。
ヤフオフもAirbnb同様に、評価システムによってサービスが支えられていますが、ヤフオクの場合、評価は、どちらかが評価を書いたタイミングで公開されてしまいます。
このような場合に発生するのが、落札者が悪いコメントを評価として残した場合、出品者がその評価コメントを見て、落札者に対して悪い評価を報復することです。
Airbnbのレビューは、相手が悪いコメントを書いたのか良いコメントを書いたのかが、自分もコメントを書いてからではないと見えないようになっており、この点が、Airbnbの評価システムが優れていると思う所以です。