Airbnbなどの民泊サービスでお部屋を貸し出すと、小さなものから大きなものまで大小様々な緊急事態がゲストやホストを襲うものです。
ここでいう緊急事態とは、盗難や窃盗などの犯罪性のあるものではなく、お湯がでない、温風がでないなど、自然発生的に発生する緊急事態のことです。
これらのトラブルの発生リスクを減らせても完全にゼロにできるものではありませんよね。
そこで、今回は、このような突然発生する可能性がある緊急事態の種類とその対応策をまとめていきたいと思います。
・エアコン(冷暖房)が故障
・お湯がでないトラブル
・Wi-Fiルーターの故障
・地震によりエレベータが停止
エアコン(冷暖房)が故障
春や秋など比較的涼しい時期であれば、あまり問題にならずに済む可能性が高いですが、夏や冬に起きると最悪です。
間違いなくゲストからクレームがくることになるので、対応策を持っておく必要があります。
故障に気づいた場合、まずはすぐにその事実をゲストに伝えましょう。(隠してもどうしようもありません笑)
エアコンなどの修理を依頼する場合、1〜2週間かかる可能性が非常に高いです。
そのためにとる方法として、1点目は持ち帰れるサイズの冷暖房機器を家電量販で購入する方法、2点目は、ゲストに事実を伝えて全額返金する方法です。
お湯が出ないトラブル
給湯器の故障などによりお湯がでないトラブルが発生する可能性があります。
この場合は、もし物件の周辺に銭湯などお風呂が入れる施設があれば、そちらをご案内することで理解を得られる場合が多いです。(銭湯代金として1,000円程度返金するのもありです。)
もし周辺に銭湯などの施設がない場合は、ゲストに故障した旨をお伝えし全額返金を念頭においた交渉をするしかないと言えます。
Wi-Fiルーターの故障
発生頻度としては意外と高いものです。特に雨の多いシーズンでは、突然のゲリラ豪雨などでWi-Fiルーターを濡らして故障させてしまうといったトラブルが発生します。
Wi-Fiルーターをゲストが破損させた場合、問題解決センターから損害賠償の請求を行うことで、その問題は解決できます。
Wi-Fiルーターの故障による問題はそこではなく、次にチェックインするゲスト用のWi-Fiルーターを準備できなくなる点です。
Wi-Fiルーターを求めるゲストは非常に多く、Wi-Fiルーター故障により利用できなくなってしまえば、リスティングの評価悪化の原因となってしまいます。
ゲストが破損してしまうなどの緊急事態が発生した際に、代替えルーターを緊急発送するサービスを展開している「民泊Wi-Fi」をおすすめしています。
こちらのWi-Fiルーターは、民泊事業者のためだけに作られたサービスで、民泊ホストにとって、ありがたいサービスが提供されています。
地震によりエレベータが停止
東京などエレベータ付きのマンションなどで発生するのが、地震発生によりエレベータの停止です。
日本人は、地震に非常に慣れていることから震度3程度ではあまり驚かないことも多いのではないでしょうか?
その一方で多くの外国人はあまり大きな地震を経験したことがないこともあり、震度3ほどの地震でも非常にびっくりしてしまう場合があります。
震度5程度の地震が発生すると都市部のマンションではエレベータが停止する可能性があり、エレベータの復旧までに1日〜2日程度要する場合もあります。
地震が発生した際には、ゲストに連絡をとり無事かどうかの確認の連絡を入れてあげると、ゲストに安心してもらうことができるのではないでしょうか?