楽天ふるさと納税では、楽天トラベルでの宿泊代金が最大30%割引になる「楽天トラベルふるさと納税クーポン」が提供されています。
楽天トラベルのふるさと納税クーポンは、寄付額の最大30%分の割引クーポンが返礼品として受け取れるだけでなく、楽天トラベルで配布される各種クーポンと併用することで、さらにお得に宿泊予約ができるのが特徴です。
本記事では、楽天トラベルのふるさと納税クーポンのメリットや使い方やお得になる日、すでに予約済みの宿にあとから割引を適用する方法などを解説します。
楽天トラベルふるさと納税 最大30%OFFに
楽天トラベルのふるさと納税クーポンとは、応援を希望する自治体へ寄付するともらえるクーポンのことで、楽天トラベルでの宿泊予約に使える寄付金額の最大30%クーポンが返礼品として受け取れます。
ふるさと納税に対応する旅行サイトは年々増えていますが、楽天トラベルのふるさと納税では、全国の26,000 軒以上の豊富な宿泊施設からご希望の宿泊先を選ぶことができ、最大3種類のクーポンを同時に利用できます。
また、楽天市場や楽天トラベルの利用と同様に、楽天ポイント付与の対象になるため、自治体に寄付をする際も貯まるだけではなく、宿泊施設を予約する際も楽天ポイントが貯まります。
ふるさと納税クーポンの有効期限は、余裕たっぷりの3年間。すでにホテルを予約済みであっても、あとから割引適用することもできます。
【メリット1】寄付額の30%分で旅行が可能に
ふるさと納税というと、ホタテ、イクラや蟹などの魚介類や高級和牛や豚肉の切り落としといった食品のイメージが強いですが、食品以外でも返礼品をもらうことができます。
そんななかでもおすすめなのが楽天トラベルのふるさと納税クーポンです。楽天ふるさと納税の宿泊クーポン返礼品は、寄付額の30%が楽天トラベルで使えるクーポンとして還元される人気の返礼品です。
全国570以上の自治体が参加し、北海道から沖縄まで2万6000以上の宿泊施設で利用することができます。食品のような賞味期限はないため、年間に1回以上旅行に行く方であれば、十分に活用できると言えます。
対象の宿泊施設には、「帝国ホテル東京」や「ハレクラニ沖縄」といった高級ホテルも対象となっているため、普段は手の届きにくい贅沢な宿泊施設での滞在も、このクーポンを活用することでお得に実現できます。
【メリット2】最大3種類のクーポン併用でお得
楽天トラベルで配布されるクーポンは、最大3種類の割引クーポンがあり、別種類のクーポンであれば併用可能のため、最大3種類の割引クーポンを利用できます。
クーポンには、楽天トラベルが原資負担する「楽天トラベルクーポン」、宿泊施設が原資負担をする「宿クーポン」、自治体が原資負担をする「自治体クーポン」の3種類があります。
楽天トラベルふるさと納税クーポンは、「自治体クーポン」に当たるため、「楽天トラベルクーポン」と「宿クーポン」との併用が可能です。
特に「5と0のつく日」や「楽天トラベルスーパーセール」などのキャンペーン期間中は1万円を超える高額クーポンも発行されるため、これらをうまく組み合わせることで、よりお得に旅行を楽しむことができます。
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【メリット3】楽天ポイントも貯まる
ふるさと納税の返礼品は「寄付金額の3割以内」と定められています。そのため、楽天トラベルふるさと納税についても、30%分のクーポンがもらえることになりますが、楽天ポイントの二重取りでよりお得にすることができます。
例えば、4万円の寄付を楽天トラベルふるさと納税で行うと、12,000円分(寄附額30%)のクーポンと楽天ポイント1%分が付いて400ポイントが貯まるだけですが、お買い物マラソン中に寄付すると最大ポイント10倍で4,000円相当のポイントが貯まります。
さらに、楽天トラベルふるさと納税クーポンを使って予約する際に、楽天トラベル「得旅キャンペーン」開催期間中にポイント最大15倍貯まる1泊2万円のプランを予約すると12,000円割引になるとともに、1,200ポイント※が貯まります。
この例からも明らかなように、ふるさと納税の返礼品クーポンは、楽天トラベルで開催されている「5や0の付く日」や「楽天トラベルスーパーセール」といった様々なキャンペーンと同時併用することで、よりお得に予約することができるのです。
※「得旅キャンペーン」特典ポイントは、クーポン利用の場合はクーポン割引「後」の金額を元に計算されます。
【メリット4】返礼品クーポンの有効期限は3年間
楽天ふるさと納税のトラベルクーポンは、ふるさと納税クーポンは、寄付日の翌々日から利用することでき、利用期間(予約対象期間)は、利用開始日から3年間となっています。
返礼品クーポンは当然郵送で送られるのではなく、myクーポン内「楽天トラベル」に表示される形式となるため、日にちがあまりない旅行予約に使うことができます。
楽天トラベル特有の注目すべき点は、既に予約済みの宿泊プランへのふるさと納税クーポンの事後適用(あとから割引)が可能な点です。宿泊開始日の3日前までに寄付を完了し、前日までにクーポン適用の手続きを済ませてください。
楽天トラベルふるさと納税 寄付のやり方
ここから楽天トラベルでふるさと納税の寄付のやり方を解説していきます。
寄付をする前に、まずご自身の「寄付上限額」を把握することが重要です。上限額を超えて寄付してもその超過分に関しては控除が適用されず、自己負担がただ増えるだけになってしまうためです。
楽天ふるさと納税の「かんたんシミュレーター」では、年収と家族構成を入力するだけで、年間の控除対象となる寄付金額の上限を簡単に確認できます。
始めに、ご自身の「寄付上限額」を確認したうえで、楽天トラベルふるさと納税での寄付のやり方に進んでいきましょう。
【Step.1】ふるさと納税の対象施設を探す
対象施設の探し方としては、楽天トラベル公式サイトの「ふるさと納税で旅行にいこう!」ページから、泊まりたいホテルがふるさと納税の対象か確認する方法と訪れたい自治体を探す方法があります。
旅行日が決まっていて、その宿泊代金にふるさと納税クーポンを使いたいという場合は、宿泊エリアと希望日時、ホテルのカテゴリー検索などで宿泊先を絞り込むことができます。
目的の自治体が決まっている場合は、その自治体のクーポンが使える宿泊先を確認したうえで、気になる宿泊先が見つかれば、その自治体に寄付するという探し方もあります。
【Step.2】ふるさと納税の対象施設かどうかをチェック
ふるさと納税クーポンが使える宿泊施設は限られるため、検索結果画面にて、宿泊施設名の周辺に、「ふるさと納税対象」のマークがあるかどうかを確認しましょう。
「ふるさと納税対象」の宿泊施設であれば、「ふるさと納税で旅行にいこう!」のバナー部分をタップしてください。すると、選択した宿泊施設で使えるふるさと納税のある自治体が表示されます。
今回選択した宿泊施設に寄付するのではなく、その宿泊施設がある自治体(画像の例では、東京都千代田区)に寄付することになります。寄付すると、進呈されるふるさと納税クーポンで、寄付の30%お得に予約できるようになります。
【Step.3】寄付先の自治体と寄付額を決定
楽天ふるさと納税の「かんたんシミュレーター」で算出したご自身の「寄付上限額」の範囲内で、寄付額を決めます。
なお、2024年6月28日付総務省発令の告示により、2024年10月1日以降、クーポン額5万円(寄付額目安16万円)を超える楽天トラベルクーポン返礼品の取り扱いは停止となっています。(災害救助法適用分は除く)
【Step.4】クーポン額と注意事項を確認
寄付額とクーポン額、そして注意事項をよく読んだうえで、「寄付を申込む」に進みます。
このふるさと納税クーポンの利用可能施設は、例えば東京都千代田区であれば、区内に存在する全ての宿泊施設ではなく、一部の対象宿泊施設のみとなります。利用可能施設を確認したうえでご予約ください。
寄付する際には、ポイント還元倍率が高い日を狙って寄付するという工夫をするだけでさらにお得になります。
「お買いものマラソン」実施期間中に寄付すると、ポイント最大10倍、楽天市場の「5と0のつく日」に楽天カード利用で寄付するとポイント最大4倍となり非常にお得です。
【Step.5】クーポン額と注意事項を確認
「寄付を申込む」をタップするとふるさと納税の詳細に関する設定画面に進みます。
ワンストップ特例制度とは、利用可能条件を満たす方で、確定申告せずにふるさと納税による寄付金控除を利用できる制度です。1月1日~12月31日の1年間で寄付先が5自治体以下で、ほかに確定申告をする必要のない方が利用できます。
「ワンストップ特例申請書の送付について」にて、ワンストップ特例申請をおこなう場合は「希望する」、確定申告をおこなう場合は「希望しない」を選択してください。
【Step.6】購入手続きに進む
ふるさと納税の手続きで最も重要なのが、注文者情報の正確な入力です。確定申告に必要な寄附金受領証明書やワンストップ特例申請は、この注文者情報をもとに作成されるため、住民票の内容と完全に一致している必要があります。
注文内容の確認画面では、まず支払い方法や配送方法を確認し、画面を下にスクロールして注文者情報の欄に進みます。楽天市場の利用が久しぶりの場合、住所が古いままになっている可能性があるので注意しましょう。
注文者情報に誤りがないことが確認できれば、「注文を確定する」ボタンをタップするだけです。原則として、寄付日の翌々日を目途にクーポンが付与され、メール通知がきます。また、myクーポンからも確認できます。
楽天ふるさと納税トラベルクーポンの使い方
楽天のふるさと納税で寄付をすると、3日以内にクーポンが反映されます。寄付した自治体の対象宿泊施設を選択し、予約ページの「クーポン利用」でクーポンが自動適用されていることを確認してください。
ふるさと納税のクーポンは他のクーポンとの併用も可能です。例えば「ふるさと納税クーポン」に、「楽天トラベルクーポン」宿泊施設が原資負担する「宿クーポン」を同時に併用できます。
最大3つのクーポンを組み合わせて適用することで、よりお得な宿泊プランを見つけられます。
楽天トラベルふるさと納税 利用時の注意点
国内宿泊のみで利用可能
楽天トラベルのふるさと納税が利用できるのは、国内宿泊予約のみです。楽天トラベルには、国内宿泊以外にも航空券や新幹線と宿泊をセットで予約するダイナミックパッケージやレンタカー、バスツアーなどがありますが、これらには利用できません。
また、たとえば千葉県浦安市に寄付した場合、浦安市内のすべての宿泊施設で利用できるわけではなく、対象宿泊施設のみになります。また、浦安市に寄付して獲得したクーポンを北海道の宿泊施設で使うこともできません。
楽天トラベルふるさと納税クーポンは、寄付した自治体の利用可能施設のみで使えるという点に気を付けましょう。
・日帰り、デイユース
・ANA楽パック(航空券+宿、航空券+宿+レンタカー)
・JAL楽パック(航空券+宿、航空券+宿+レンタカー)
・JR楽パック赤い風船(JR新幹線・特急+宿)
・レンタカー
・バスツアー
1部屋に使えるクーポンは1枚のみ
楽天トラベルふるさと納税クーポンは、1部屋につき利用できるクーポンは1枚のみとなります。例えば1室2名利用の予約や連泊の場合でも、1部屋に適用できるクーポンは1枚のみとなりますので、ご注意ください。
複数の部屋を一括で予約する際には、部屋ごとに異なるクーポンの割引を適用することはできます。例えば、2部屋分を一括で予約する場合は、2枚のクーポンを利用することができます。
クーポン割引後の予約金額が0円を下回る場合、0 円(無料)でのご宿泊となり、差額分は返金されません。損になってしまうため、1円以上の差額は発生するように宿泊プランを選ぶと良いでしょう。
あとから割引の対象外あり
ふるさと納税によるトラベルクーポンは、チェックイン3日前までに寄付を完了していれば、予約後でも適用が可能です。適用方法は、予約確認画面で「ふるさと納税クーポンを利用」から該当クーポンを選択し、「適用」をタップするだけです。
ただし、いくつかの重要な制限があります。全国旅行支援利用時や福利厚生サービス経由の予約、東横インの宿泊、施設での直接変更、ANA楽パック・JAL楽パックなどの航空券付きプランには適用できません。
・福利厚生サービス経由の予約
・日程短縮等により、適用クーポンが全て外れた予約 ※1 枚でもクーポンが残っていれば適用可
・宿泊施設にて変更を承った予約
・東横イン
・クーポンの併用不可能な宿泊施設