【2016年版】訪日外国人観光客が日本に来て困ったこととは?

2016年3月の訪日外客数が前年同月比31.7%増の201万人(※日本政府観光局JNTO)となるなど訪日外国人旅行者の流入はまだ衰えることを知らない。日本といえば、「おもてなし」という言葉に代表されるようにきめ細やかなサービスに定評はあるが、まだまだ旅行中に不満に思っていることがあるようだ。

2016年1月28日に発表された「訪日外国人旅行者の国内における受入環境整備に関する現状調査」結果をもとに訪日外国人がどんなことに困っているのかを読み解いていく。

 

外国人観光客が旅行中に困ったこと第1位とは

外国人観光客が日本旅行中に困ったこととして「無料公衆無線LAN環境」が46.6%ともっとも多いことがわかった。次いで「施設等のスタッフとコミュニケーションがとれない(英語が通じない等)」が35.7%と高い結果となった。徐々に外国旅行者向けの無料公衆無線LANの導入は進んではいるものの、外国人旅行者に満足してもらえるレベルには達していないことがうかがえる。

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通信手段の利用意向と利用実態

通信手段の利用意向及び利用実態でも、「無料公衆無線LAN」と回答した割合が最も高いことがわかった。(訪日前に利用するつもりだった70.5%/実際に利用した62.6%)。

また訪日前に利用するつもりで利用できなかったものとして差が目立ったのが「SIMカードの購入」。多くの民泊施設ではWi-Fiルーターの貸し出しが行われているが、使い捨てのSIMカードでも需要はありそうだ。

 

公衆無線LAN環境の利用満足度・利用出来なかった理由

無料公衆無線LANが利用出来ると便利と回答した割合の高い「空港」・「ホテル」では、満足度も高い。ホテルではWi-Fi環境が重要であることがよくわかる。また「Wi-Fiルーター」を置くだけではなく、その回線速度にも注意を払う必要があると言えるだろう。

 

訪日外国人の満足度を上げるための対処方法とは

おすすめは「民泊Wi-Fi」

本調査結果で、ホテルのような宿泊施設ではWi-Fiルーターなどを設置し、Wi-Fi環境を整備することが非常に重要であると言える。どのWi-Fiルーターにすればいいのか迷っている民泊ホストにぜひともおすすめしたいのが、民泊ホストのために作られた「民泊Wi-Fi」だ。

「民泊Wi-Fi」の場合、「直近3日間の通信制限」といった制限は一切なく無制限に利用でき、万が一撤退することになっても契約期間のしばりはないため、違約金不要で解約ができる。また紛失時・故障時の安心システムも備わっており、民泊ホストであれば必ず契約しておきたい。

 

ウェルカムガイドの用意

Airbnbなどの民泊仲介サイトでは英語対応は最低限できなければならない。しかし英語が苦手がホストも多いのではないだろうか?そんな民泊ホストにおすすめしたいのが、ゲスト向けの案内ガイド(ウェルカムガイド)である。

ゲストが滞在期間中に困ることやわからないことなどは、ほとんど同じ場合であることが多い。多くのゲストが疑問に思うポイントをウェルカムガイドの英語版に記載することで問い合わせを減らすことができる。

ただウェルカムガイドは初めて作る場合、非常に労力のいる作業であることは間違いない。あまり時間が取れない民泊ホストはウェルカムガイドの制作を代行する「初回セットアップ」のお申し込みがおすすめだ。

Photo credit: Charlotte90T via Visual hunt / CC BY-NC-ND