Airbnbだけじゃない!日本と世界の民泊サイトまとめ

個人宅の空き部屋を旅行者に貸し出す「民泊」の仲介サービスとしては、Airbnb(エアービーアンドビー)がもっとも有名であるが、Airbnb以外にも同様のサービスを行っている国内発の民泊サイトがあるのをご存知でしょうか。

届出一つで民泊の営業を可能にする民泊新法(住宅宿泊事業法)を見据え、大手企業が続々参入に向けて準備を始めるなど大きな動きが予想される「民泊」。今回は、Airbnb以外で民泊プラットフォームを展開する企業をご紹介していきます。

 

バケーションレンタルに特化「HomeAway」(米国)

HomeAway(ホームアウェイ)は、テキサス州のオースティンに本社を置く世界最大級のバケーションレンタル会社です。世界190ヵ国、200 万件以上のバラエティに富んだユニークな物件をオンラインで予約できるプラットフォームを運用・提供しています。

2008年に創業したAirbnbよりも前からある会社で、もともとは別荘を中心とした一棟貸しで2005年にサービスをスタート。その後、VRBO、Travelmob、Stayz Australiaなどの複数の民泊プラットフォームを買収しながら成長。2015年12月に米エクスペディアグループのブランドになったという経緯があります。

HomeAwayは全世界で取扱高約1兆6千億円、23言語、50サイトを所有しており月間4千万人が利用しています。すでに日本法人も立ち上がっておりオリンピックを控え日本市場にさらに力を入れていくことが予想されます。

 

中国最大手の民泊サイト「途家」(中国)

途家(トゥージア)は、2011年に北京で設立した中国民泊サイトです。途家は中国国内では335の都市、香港・台湾を含む海外では1,018の都市で利用され、アパート、ヴィラ、家などの登録物件数は450,000件を超えるなど中国で最も利用されています。

来年施行される住宅宿泊事業法を見据えて、途家は全額出資の子会社である日本途家を2016年4月に設立しました。日本途家は、民泊施設の登録支援、ホストやゲストから寄せられるカスタマーサポート、途家ブランドの日本市場新木を目指した各種施策などを日本で行い2020年までに売上高3億円を目指します。

すでに途家は、一流の高級旅館・ホテルを中心に取扱うRelux(リラックス)を運営する株式会社Loco Partnersとの提携を発表。この提携によりReluxに掲載しているホテルや旅館が途家に掲載されることになります。

日本市場の設立で途家は日本の掲載物件をさらに増やしていくことになりそうです。

 

アウトバウンドに強い民泊サイト「住百家」(中国)

住百家は、2012年に設立した深圳に拠点を置く中国民泊サイトです。中国人のアウトバウンドにフォーカスした民泊サイトを特徴としており世界70ヵ国で250,000件以上の物件を掲載しています。

アウトバウンドとは中から外へ流れていくことを意味する言葉で、住百家は中国人が海外旅行をする際に利用する民泊サイトとして活用されています。

途家や小猪などは中国国内での物件数が多いのとは対照的に、2016年においては中国国外の売上が全体の60%以上を占めるなどアウトバウンドに特化しているという点で民泊サイトとは異なります。

 

日本企業のビジネス客に特化「TripBiz」(日本)

TripBizとは、ダイバージェント株式会社が運営するビジネス出張者に特化した民泊プラットフォームです。宿泊ゲストは事前の審査を通過した日本企業のみで身元がハッキリとしていることから、ホストは安心して貸し出すことができます。

また出張や研修などのビジネス目的での滞在となるため、夜中の騒音やルール違反(ペットの連れ込み、事前に申請のない乳幼児の宿泊)のリスクはほとんどなくリピート利用が狙えるというメリットもあります。

 

女性のための部屋レンタル「タイムルーム」(日本)

タイムルーム」は株式会社ステイゴールドが運営する民泊マッチングサービス。利用できるのは女性限定で、日本中の空き部屋を最小20時間からプライベートスペースとしてレンタルできるサービスとなっています。

Airbnbとは異なり特徴的なのが「20時間パック」「ロングパック」という2種類の料金プランだ。「20時間パック」は、規定のチェックイン時間からチェックアウト時間までの最大20時間利用できるプランで、「ロングパック」は20時間以上のご利用の場合に、24時間単位で加算されるプランとなっています。

1泊や2泊という宿泊形式ではなく、時間単位で借りられることで、女子会や友達とのパーティー・ライブやコンサートの着替え・プライベートサロンなど、様々な方法でスペースを利用できます。

 

時間貸しが民泊参入「スペースマーケット」(日本)

spacemarket

球場からお寺まで、ユニークなスペースを簡単にネットで1時間から貸し借りできるマーケットプレイス「スペースマーケット」を運営する株式会社スペースマーケットは7月5日、民泊を含めた宿泊事業を開始したことを発表しました。

スペースマーケットはセミナーや勉強会、撮影、貸切パーティーなどの用途で一時的にスペースを借りたい人とスペースを貸したい人をつなぐマッチングサービス。従来は時間帯での予約がメインであったが宿泊事業の開始により、対応施設については宿泊施設として利用もできるようになります。

宿泊施設として貸し出す場合の手数料は制約金額の10%となりホスト手数料3%のAirbnbと比べると少々割高だ。また宿泊スペースを登録する場合は、旅館業の許可が必要となる。スペース掲載までの流れはこちらをご覧ください。

 

合法物件のみを掲載「tateru bnb」(日本)

アプリではじめるアパート経営「TATERU(タテル)」の開発・運営を行う株式会社インベスターズクラウドは、P2P型宿泊マッチングプラットフォームを開発する新会社「株式会社iVacation(アイバケーション)」(新会社)を2016年6月1日に設立し「tateru bnb」のサービスをスタートしました。

Airbnbとは異なり許可を取得した物件のみを掲載しているのを強みとしており、専門家と連携し許認可の申請から 「TATERU Phone」を活用した 運営までをワンストップでお任せすることができる。ホストとして部屋を貸し出す場合の手数料は、ユーザーの税込み宿泊料金の30%となります。

 

老舗の民泊サイト「STAYJAPAN」(日本)

「STAYJAPAN」(ステイジャパン)は、とまれる株式会社が運営する日本ならではの“生活体験”ができる民泊マッチングサイト。Airbnbとは異なり、特区民泊や簡易宿所営業など合法的に運営されている物件のみが掲載されているのを強みとしています。

2016年にスタートした公認民泊代行プラン「まかせる」を利用すると民泊ビジネス黎明期より培ったノウハウを持つプロが、オーナーに代わって公認民泊の運営を一括で代行します。

【標準プラン】
1.スタートアップ
・特区認定申請サポート
・消防設備手配
・家具家電・備品手配
・写真撮影
・ハウスガイド制作
・アカウント登録・施設掲載 など

2.オペレーション
・宿泊予約管理・価格調整
・ゲスト問い合わせ・レビュー対応
・ゲスト現地対応
・清掃手配代行
・実績集計・分析・レポート など

 

Roomstay(日本)

roomstay

みんなのマーケット株式会社が運営する民泊オンラインマッチングサービスがRoomstayだ。2012年4月にオープンしたサービスで、民泊マッチングサイトのなかでは、老舗に入る。世界37カ国にある物件の中から、お好きなお部屋を選ぶことができます。