個人宅の空き部屋に旅行者を泊める「民泊」が非常に盛り上がりを見せている。今回は、民泊仲介サイト世界最大手の「Airbnb」でホストを始めようとお考えの方向けにお部屋をAirbnbで公開するまでの流れと手順をご紹介していく。(ホストの責任

 

Airbnbのアカウント作成に関する注意点

すでにAirbnbには日本国内だけで4万件以上の物件が登録されているなど、個人宅の空き部屋に旅行者を泊める「民泊」が注目を浴びている。

しかし自宅の建物や空き家、マンションの空室等を活用する場合であっても、宿泊料とみなすことができる対価を得て人を宿泊させる業を営む場合は、旅館業法に基づく許可もしくは特区民泊の特定認定を受ける必要がある。

Airbnbでホストデビューするまでの流れ
1.Airbnbでアカウントを作成
2.プロフィールの作成
3.本人確認の認証を行う
4.貸し出す部屋のタイプ、場所を登録
5.貸し出す部屋の基本データを入力
6.お部屋の詳細を入力
7.リスティングの住所を入力
8.アメニティ、設備を入力
9.部屋の写真を追加
10.予約リクエストの受け方
11.部屋の宿泊価格を設定する
12.カレンダーの設定

 

Airbnbでアカウントを作成

Airbnbに部屋を掲載したい場合には、まずはアカウント登録することから始める。なお以下のリンクからご登録いただくと、約3,500円のクーポンを獲得することが可能。

リンクをクリックすると、Airbnbにどのような方法でアカウント登録するかの選択肢が表示される。すでにFacebookアカウントやGoogleアカウントをお持ちであれば連携させるだけでAirbnbのアカウントが作成できるので便利。

持っていなければメールアドレスでも登録できるため、「メールアドレスで登録」を選択しよう。

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続いて、名前とメールアドレス、ログイン時に必要になるパスワードを入力する。

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ワンポイントアドバイス
Facebook上の友達にAirbnbやっていることを知られたくない場合は、「メールアドレスで登録」をおすすめ。

続いてAirbnbのプロフィール画面に掲載する顔写真を選択する。Facebookのアカウントをお持ちの方は「Facebookの写真を使う」をクリックすることでFacebookの写真を利用することができるためおすすめ。

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ワンポイントアドバイス
・顔写真は、ホストがどんな人かを表す非常に大切な要素になる。
・猫や花といった顔写真ではない写真は使わずに必ず顔が写っている写真の使用がおすすめ。

続いて、電話番号の登録作業に移ります。ここを「スキップ」しても電話番号の登録を行わない限り、お部屋を公開することはできないので、ここで登録するのがおすすめ。

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ワンポイントアドバイス
・携帯電話番号の登録を行う場合、「+81 90 XXXX XXXX」と登録する。
・「+81 090 XXXX XXXX」のように始めの「0」を入れてしまうと失敗するため注意。

登録したメールアドレスに届いたメールの「メールアドレスを確認」をクリック。クリックするとメールアドレスの認証が完了しAirbnbアカウントの登録が完了になる。

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基本情報の入力

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はじめに、「最初は基本情報から」の「続行」をクリック。はじめにAirbnbに掲載を予定しているリスティングの住所を入力する。ここに入力したリスティングの住所は予約確定前のゲストには知らされないためご安心ください。

 

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ワンポイントアドバイス
・日本の住所を英語で書く場合、少し書き方が異なるため注意が必要です。
・住所を英語で書くことができない方は、変換ツールのご利用をおすすめします。
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Airbnbでの部屋の貸し出しには「シェアルーム」「個室」「まるまる貸切」と3タイプがある。初めてホストになる方で、空いているお部屋がある場合は、初期費用もかからずに始められる「個室」で始めて感覚をつかむのがよいでしょう。

別荘やセカンドハウスなど普段住んでいないお部屋がある場合や、Airbnbで貸し出すための部屋がご用意できる場合は、まるまる貸切がおすすめ。

部屋タイプメリットデメリット
シェアルーム高い評価が得やすい
(自宅の場合)初期費用がかからない
宿泊価格は安い
ホストのプライベートがない
個室高い評価が得やすい
宿泊価格を比較的高く設定できる
ホストのプライベートが確保できる
(自宅の場合)初期費用がかからない
貴重品の管理に注意が必要
余っている部屋無いとできない
まるまる貸切宿泊価格を高く設定可能高い評価は得にくい
初期費用がかかる
ワンポイントアドバイス
・住宅のタイプ:マンションなどの共同住宅の1室の場合は「アパート」で登録します。
・収容人数には、お部屋に泊まることのできる最大人数を入力します。
・ダブルベッド2台で合計4人泊まれるのであれば「4人です」ベッドの台数を書くわけではない点に注意。

続いてベット数、バスルーム数、アメニティなど掲載するお部屋に関する基本情報を入力していく。

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ここでは、寝室、ベッドの台数、バスルームの数を入力する。

ワンポイントアドバイス
・住宅のタイプ:マンションなどの共同住宅の1室の場合は「アパート」で登録。
・収容人数には、お部屋に泊まることのできる最大人数を入力。
・ダブルベッド2台で合計4人泊まれるのであれば「4人」。ベッドの台数を書くわけではない点に注意。
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続いて、部屋に置いてあるアメニティや設備を選択していく。くれぐれも間違って無いものにチェックを入れないように注意しよう。

シェアルームや個室の場合、トイレやバスルーム、テレビ、洗濯機などはゲストとホストが共同利用することになるが、このような共同利用の場合でもゲストが利用できることには変わりはないので、ゲストが利用できる設備としてチェックを忘れずに。

一方で、キッチンは部屋にはあるけど、使用してほしくない場合は、チェックをいれずにゲストに利用できない旨をお知らせしておくことで、利用をNGとすることは可能だ。それで基本情報の入力は完了だ!

 

お部屋の写真や情報を入力

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多くのゲストが泊まりにくるかどうかを左右するのが部屋の写真だ。トップ写真は、お部屋の詳細ページに表示されるだけではなく、Airbnbの検索結果にも表示される。

テレビやドライヤー、電子レンジや洗濯機、冷蔵庫、アイロン、タオルなどなど、これは写真撮る必要ないと思うようなものでも、ゲストにとってへ貴重な判断材料になる。部屋に装備されているものも含めてすべて写真に収めるのがおすすめ。

なお、ゲストへ提供していないものは撮影してはいけません。ゲストが利用できないものをあたかも利用できるかのように写真に収めて実際に利用することができなかった場合、クレームや評価の低下につながるため、絶対にやらないようにしよう。

写真の撮影が終わり次第、必要があれば写真の加工を行い、アップロードすれば完了。

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ワンポイントアドバイス
Airbnbでは、ホストを対象にプロプォトグラファーによる無料の撮影サービスを行っている。まだお申し込みをしていない方はぜひとも検討しておきたい。新規ホスト必見!Airbnbの無料撮影サービスの利用方法を解説
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続いて、リスティングのタイトルの入力になるが、ただのタイトルと侮る無かれ。どんな文言を入れるかで稼働率に影響を少なからず影響を与えるほどのインパクトがある。タイトルは慎重に検討しよう。

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これでお部屋に関する情報入力が完了。

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以上お疲れさまでした!



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