Airbnbが日本で注目を浴びるのに合わせてAirbnb、民泊専門の運用代行会社が増えてきています。
たくさんの清掃会社があるのは非常に嬉しいことなのですが、運用代行会社の運用実態が不明瞭だったり、お任せしてしても大丈夫かどうか不安になってしまうことも多いことでしょう。
今回は、Airbnbの運用代行会社を選ぶ上での注意点とその選び方についてご紹介をしていきます。
運用代行会社を選ぶ前に考えること
運用会社選びを始める前に、運用会社にお願いしたい作業と譲れないポイントをまとめることがおすすめです。
たとえば、引越しのお部屋を探している際には、独立洗面台が欲しい、駅から5分以内がよいといったように、自分が絶対に譲れないポイントがあると思います。
お部屋探し同様に、運用代行会社をお探しになる前に、まずは、「どこまで代行をお願いしたいのか」を明確にしましょう。
たとえば、ゲストとの問い合わせ対応、清掃対応、鍵の受け渡しなどAirbnb運用業務の中でどれを代行会社にお願いしたいのかどうかです。
まだお部屋を決まっていない方は、物件探しやお部屋のセットアップ、家具搬入なども、運用代行会社に依頼するのかを検討する必要があります。
代行会社はすでにかなりの数があり、いくつかの会社を比較検討する中で、ぶれてしまうことがあるので、一番はじめに、譲れないポイントをまとめることをおすすめしています。
・お部屋のセットアップ
・家具、家電の購入及び搬入
・ゲスト向けのハウスマニュアル・アクセスガイド
・ゲストの問い合わせ対応
・鍵の受け渡し(セルフチェックインの場合不要)
・居室内清掃
・レビュー対応
Airbnb運用代行を選ぶ際の注意点
運用代行会社は、一度選ぶと、再度別の会社で見積もりなどからスタートしなければならず、移行が少々大変です。
簡単に移行することが難しいことから、ご自身にあった運用代行会社を見つけるためにも以下の点には気を付けましょう。
・運用代行手数料
・清掃サービス内容とその料金
・対応地域
運用代行手数料のココに注意
Airbnbの運用代行会社の大半は、成果報酬型で手数料が決まる会社が多いです。
たとえば、「Airbnb売上」の20%が運用代行手数料となるような料金体系です。
成果報酬形態は、売上が高くなれば高いほどホストも運用代行もハッピーになる手数料形態であることからこの形態を取り入れる会社が多いです。
ここで気をつけていただきたいのは、「Airbnb売上」とは具体的に何なのかです。
会社によってこの「Airbnb売上」の定義が異なる場合があるので注意が必要です。
たとえば、ある会社では「Airbnb売上」の定義を「売上から清掃費」を除いた額としているところがあったります。
単純に、手数料のパーセンテージを見るだけで判断をすると実は高かったというようなことになりかねないため注意が必要です。
清掃サービス内容とその料金
運用代行会社が清掃サービスの提供を行っている場合があります。その場合は、その清掃料金がいくらかもしっかりと確認するようにしましょう。
また清掃サービスの内容についても注意が必要です。こちらは別の記事でまとめていますのでご覧ください。
大半の運用会社では、清掃料金は別途請求していますが、清掃料金を別途請求せずにシンプルに、運用代行手数料を「Airbnb売上の35%」としている会社もあります。
対応地域
大半の運用代行会社は、東京や大阪などの主要都市に集中しています。
また東京エリアに対応していても一部対応していない地域があったりするため注意が必要です。
ただ、ゲストの問い合わせ対応といった物件に直接赴く必要のないタイプであれば全国に対応している会社のあるため、会社ごとの対応エリアを確認するようにしましょう。