「コンフォートホテル」などのブランドを日本で展開するChoice Hotels Japan(チョイスホテルズジャパン)を傘下に持つ株式会社グリーンズは、Choice Hotels International, Inc.の関連会社とホテルブランドに係るマスターフランチャイズ契約の更新に合意したことを明らかにした。
グリーンズは、2003年11月に締結したマスターフランチャイズ契約に基づき、Choice Hotelsが世界で展開する「コンフォート」「クオリティ」等のホテルブランドを日本において展開する権利を有しており、コンフォートホテル、コンフォートスイーツなどのホテル運営及び新店開発を行っている。
2023 年 12 月 31 日に更新期を迎えるにあたり両者間で契約更新に向けた協議を行った結果、あたらな条件での合意形成がなされマスターフランチャイズ契約は 10 年間延長され、2033 年 12 月 31 日までとなった。
Choice Hotels Japan は、「コンフォート」を冠したブランドであるコンフォートホテル、コンフォートスイーツ、コンフォートイン等の宿泊特化型で中間料金帯の宿泊施設を、日本全国の政令指定都市等の駅前立地を中心に 63 店舗を展開、運営している。
同社は、3年以内に京都や松山、名古屋などの都市で、7つの新しいホテルの新設を計画しており、2033年までに日本国内に30以上のコンフォートホテルをオープンする計画だ。
Choice Hotels の社長兼最高経営責任者のPatrick Pacious氏は「グローバルでの成長は私たちにとって大きな関心事であり、日本は世界で最も急速に成長している旅行先の1つ。私たちは、非常に人気の高いマーケットで存在感を高めることができることに興奮しています」と述べた。
特に、同社は今年、週に1つ以上のホテルをオープンする計画を立てており、2018年6月30日と比較すると、2019年上半期にアメリカを除くグローバルマーケットにおける客室とホテルのポートフォリオは、それぞれ 4.1% と 5.4% 増加しているという。