インドネシア観光省は、バリ島について早ければ 2021 年 7 月にも外国人観光客の受け入れを再開する方針であると発表した。
インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は先週、バリ島、バタム島、ビンタン島の 3 地区にフォーカスした受け入れ再開計画を発表し、7 月中の再開を目指していた。
サンディアガ・ウノ観光・創造経済相は「我々は、バリの観光業の回復に向けて準備を続けています。いくつかの地域で 新型コロナの感染者が急増していることを受けて、バリの感染状況も引き続き監視しています」と、サンディアガ・ウノ観光・創造経済相は地元メディアに語った。
バリの観光当局は、昨年 7 月以降、毎月約 1,000 人の観光客を受け入れているモルディブの成功モデルに注目しているほか、早ければ 7 月からワクチンを接種した外国人観光客を迎え入れようとするタイ・プーケットの動きにも注目しているようだ。
タイ政府は 7 月 1 日から、新型コロナウイルスワクチンの接種を済ませた外国人が国外からタイ南部プーケット県を訪問する際、タイ入国時に義務付けられているホテルなどでの 14 日間の隔離を免除する予定。
バリ島では、2021 年 7 月までに約 600 万人分のワクチンを接種する予定で「ワクチン配布の約 50% が完了している」とウノ観光・創造経済相は述べている。