火災保険申請サポートの手数料相場は?会社選び8つの注意点を解説

昨今、豪雨や台風などの自然災害の増加により、火災保険の申請サポートを利用して、保険金を受け取る方が増えています。

一方で、申請サポートの手数料相場はどれくらいが適切なのか、沢山の会社がある中でどの会社に依頼すればよいか、お悩みの方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は火災保険申請サポートの手数料相場と信頼できる会社の選び方を解説していきます。

 

火災保険申請サポートの手数料相場はどれくらい?

火災保険申請サポートでは申込時点では初期費用が一切かからず、保険金を受け取った後に業者が定める割合の成果報酬(手数料)を支払うシステムを採用する業者が主流です。

一方で、高額な成果報酬を請求する悪徳業者も存在するため、手数料相場を把握しておくことが大切です。ここでは火災保険申請サポートの手数料相場を解説していきます。

手数料相場は 30~40% の成果報酬

火災保険申請サポートの手数料は受け取った保険金額の30~40%程度が相場です。申込時点では初期費用がかからない、成果報酬となっている業者がほとんどです。

手数料が 40% を超える業者には注意

中には40%を超えるような相場からかけ離れた手数料を請求する業者も存在します。また、建物の工事契約を必須にしていたり、別途で調査費用なども請求してくる業者は特に注意が必要です。

手数料を取られたら修理代金が足りなくなる?

火災保険申請サポートでは、一定の手数料がかかるため修理代金が足りなくなると心配される方もいらっしゃるのではないでしょうか。

確かに、ご自身で申請するのが一番お金が残る可能性もあります。
しかし、根拠を説明できないことで大幅な減額をされてしまうと、そもそも必要な金額が下りないという可能性もあります。

リフォーム会社はあくまで工事のプロであって、保険の知識があるとは限りません。
そのため、想定通りの金額が下りなかった時に、思わぬ追加費用が発生するリスクも考えなくてはいけません。

火災保険の申請と建物の修理は別に考える

そこで重要となる考え方として、火災保険の申請と建物の修理は別で考えるということです。修理の見積りを取得して、火災保険の申請をするという流れから、火災保険の申請と建物修理を一緒に考えてしまいがちです。

しかし、「申請金額=認定金額」とは限らないため、大きく減額されてしまった場合には追加費用が発生する可能性があります。

まずは保険申請を行って必要な金額を確保してから、予算内で修理できる業者を探されるのが最もリスクのない方法になります。

 

手数料を安く済ませる4つの方法

火災保険の申請をする場合、手数料がかかることを考えても、申請サポート会社を利用するのがベストです。

しかし、少しでも手数料を安く抑えたいとお考えの方向けに、手数料を安く済ませる4つの方法をご紹介していきます。

1:サポート会社と交渉する

火災保険申請サポートの手数料相場は30〜40%です。
そのため、その相場の中であれば、手数料の調整に応じてくれる会社もあるかもしれません。

2:手数料の安い会社を探す

そもそも相場より手数料が安い会社を探すという手もあります。
ただし、いくら手数料が安くても申請自体が認められなければ意味がありません。

安売りしている業者は、実績が少なかったり、実態が見えにくいなどの特徴があるため慎重に考える必要があるでしょう。

特に火災保険というデリケートな内容を扱うため、目先の手数料よりもしっかりと実態が見える信頼できる業者選びが重要です。

3:全てを工事業者に頼む

火災保険の申請から工事までの全てを工事業者に頼むことで、手数料分を安く抑えられる可能性があります。
ただし、上述した通り、申請自体が上手く認められなかった場合には、追加費用が発生するケースもあるため、保険申請と修理は別で考える方がいいでしょう。

また、火災保険に関するトラブルの大半が、工事が絡む保険申請によるものです。
余程信頼できる工事業者を探すことができれば、手数料を安く抑えられる可能性はありますが、トラブルが多いという点には注意が必要です。

4:保険代理店に頼む(自分で申請する)

保険代理店に信頼できる担当者がいる場合は、ご自身で行うのも選択肢の1つです。
しかし、基本的に物件の調査などはしてくれないため、被害箇所や原因の特定はご自身で行う必要があります。

また、保険代理店の仕組みは、保険申請が増えると代理店に入る手数料が下がる仕組みとなっています。

そのため、多くの代理店が本音では、保険申請をしてほしいとは考えていないので、本当に加入者の力になってくれるのか疑問が残ります。

 

手数料より重要!会社選び8つの注意点

手数料の安さだけで会社選びをすると、本来もらえるはずの金額が受取れなかったり、トラブルに巻き込まれる可能性もあります。

火災保険申請サポート会社を選ぶ際の注意点をまとめてみました。
1つでも当てはまる会社は、できるだけ選ばない方がいいためぜひ参考にしてみてください。

1:「申請代行」を謳っている

火災保険の「申請サポート」は何も問題ありませんが、「申請代行」は違法行為です。
代理請求ができるのは行政書士、弁護士のみで、保険金の請求は原則「契約者本人(被保険者)」が行う必要があるためです。

HPに堂々と「うちは申請代行です」と記載してある業者もいるため、このようなところは絶対に選んではいけません。

2:工事契約が必須

上述した通り、火災保険に関するトラブルは、工事が関わるものがほとんどです。
保険金が下りず追加費用がかかったり、キャンセルすると高額な違約金を請求されるなどのトラブルが多発しています。

工事をする業者自体が悪い訳ではないため、保険金が下りなかった場合にキャンセルや違約金の有無をしっかりと確認しましょう。

3:飛び込み営業や電話営業

飛び込み営業や電話営業をしてくる業者も、多数のトラブル事例が報告されています。

このような業者の全てが悪いとは限りませんが、トラブルに巻き込まれる可能性が高いのと、事前に見極めが難しいため選ばない方が無難でしょう。

4:設立から 1 年未満

設立から間もないにも関わらず、極端に高い実績が記載がされている会社も注意が必要です。

実際に実態の見えにくい業者ほど、高額な給付金額を謳っているケースが多いです。
特に設立から1年未満の会社は、実績が本当であるか怪しい会社もあるため注意が必要です。

5:HPなどの実態がない

火災保険申請サポートの中には、会社のHPが存在しなかったり、企業情報などを見ると全く関係ない業種が記載されていることもあります。

業者を選ぶ際はHPなども調べて、おかしい点がないか十分確認するようにしましょう。

6:契約書がない会社

「契約書がない」「事前に十分な説明がない」という会社も選んではいけません。

火災保険申請サポートの多くが、成果報酬というサービスの特性上、途中解約の違約金が発生します。

どうしても仕方ない部分かと思いますが、この部分が曖昧な会社はトラブルに遭う可能性も高いので注意が必要です。

あくまで成果報酬のため、しっかりと説明してくれる会社であれば逆に信頼できると言えるでしょう。

7:ドローンを使った調査

最近はドローンを使っている会社をよく目にしますがあまりオススメできません。

理由としては、ドローンでは真上からの写真しか撮れず、屋根の浮きや被害の断面の確認など詳細な調査には向かないためです。

調査方法は高所カメラなどを使って、アナログな方法で行ってくれる業者を選ぶようにしましょう。

8:ギフト券などを配っている

「無料調査で5,000円」などと、ギフト券を配布している業者も選んではいけません。
比較サイトなどでよく目にしますが、あくまでアフィリエイト(報酬)目的で作られている記事のため、内容も信憑性に欠けるものが大半です。

 

まとめ:火災保険申請サポートは「ミエルモ」がおすすめ

近年、非常に多くの火災保険申請サポートが増えています。
しかし、同時に実態がなかったり、実績の信憑性に欠ける会社も増えているため注意が必要です。

火災保険申請サポートをお探しなら、調査実績が年間5,000件以上と、圧倒的な実績のあるミエルモがオススメです。
もちろん、上述したようなポイントも全てクリアしているため、そのような会社は他にほぼありません。

ミエルモについて評判やおすすめの理由を下記の記事で詳しく解説しています。

火災保険申請サポート「ミエルモ」の評判とおすすめする理由10選

2021年8月6日

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