株式会社 JTBと民泊仲介サイト世界大手のAirbnb(エアビーアンドビー)は、新たな旅行体験市場の開拓を見据えた業務提携覚書を締結したことを明らかにした。
今年6月の住宅宿泊事業法施行にともない、民泊市場の法整備が進む中、「交流創造事業」を軸に新たな価値を創出・発信するJTBと、「暮らすように旅する」をコンセプトに旅の在り方の変革を目指すAirbnbの思惑が合致した。
両社の協業に伴い、JTBが運営する大阪・心斎橋エリアにあるツーリスト・インフォメーション・センターで、11月1日よりAirbnb専用デジタルサイネージを導入。訪日外国人を対象に Airbnb の認知向上およびタビナカでの間際需要への対応を行う。
ツーリスト・インフォメーション・れんたーでのプロモーション活動に加えて、地方創生の一環としてイベント民泊や地域の魅力開発・発信に向けた連携や、旅行体験市場の開拓に資する新たな事業・サービスにおける協業などを行うという。