日本国内でメッセンジャーアプリといえば、「LINE」をご利用されている方が多いのではないでしょうか?実際に日本での「LINE」の利用率は、75%にもなります。(参照:3. Messaging app preferences differ by region)
しかし世界に目を向けてみると、実は「LINE」は海外ではあまり利用されていません。世界でもっとも利用されているメッセンジャーアプリは、「Whatsapp」というメッセンジャーアプリであったりします。
このように、メッセンジャーアプリを取り巻く環境は、国によって大きく違うことがわかります。今回は、Airbnbなどの民泊ホストが意識しておきたいメッセンジャーアプリをご紹介します。
そもそもなんでメッセンジャーアプリ?
民泊ホスト初心者の方であれば、なんでそもそもメッセンジャーアプリを持っておかなければならないのか疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
その理由とは、宿泊するゲストの多くが、LINE以外のWhatsappやWechatなどのアカウントを持っており、「WhatsappやWechatのアカウントを持っている?」と聞いてくる場合があるためなのです。
国別トップ3メッセンジャーアプリとは?
以下のインフォグラフィックスでは、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、中国で利用されているトップ3のメッセンジャーアプリが紹介されています。
日本はご存知の通り「LINE」がもっとも利用されていますが、アメリカやイギリスはFacebook messangerがもっとも利用されていたり、中国ではWechatが利用されていたりと、国によって普及しているメッセンジャーアプリがまったく異なることがわかりますね。
Messenger Wars 2: How Facebook climbed back to number one
WhatsappとWechatはダウンロードをおすすめ
WhatsApp Messenger(ワッツアップメッセンジャー)は、アメリカのWhatsApp (WhatsApp Inc) が提供する、世界最大のスマホ向けインスタントメッセンジャーアプリケーションです。
SNS大手のフェイスブックは2014年2月に、WhatsAppを総額190億ドル(約1.9兆円)で買収すると発表し、今現在はFacebook傘下にあるメッセンジャーアプリです。
Whatsappの月間アクティブユーザー数が「9億人」を突破したことからも、世界最大のメッセンジャーアプリの地位に君臨していることがわかります。
Whatsappアプリを持っているAirbnbゲストも多いことから、「Whatsappのアカウント持ってる?」とはよく聞かれるものです。持たなければいけないことはありませんが、持っているとコミュニケーションを円滑にできるようになることからおすすめです。
Wechatとは、「微信」(中国語読み:ウェイシン)として中国では知られる、中国大手IT企業テンセント(中国名:騰訊)が作ったインスタントメッセンジャーアプリです。
Wechatの月間アクティブユーザー数は、「6億人」を突破したと言われており、そのほとんどが中国人であるとも言われています。(成長は続く、WeChatの月間アクティブユーザー数は6億5000万人に)
Airbnbゲストの特に中国の方のほとんどが、Wechatのアカウントを持っています。中国のゲストであれば「Wechatのアカウントを持ってる?」と聞かれることもあります。
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