サラリーマン副業としてAirbnb(エアービーアンドビー)をはじめとする「民泊」が注目を集めています。
2015年秋頃からテレビでの露出が増えるとともに、新しい不動産投資として人気が高まっています。
サラリーマンとして働く傍らAirbnb投資をご検討中の方は、本業をおろそかにせずにAirbnbが可能かどうか不安に思っていらっしゃる方もいるのではないでしょうか?
今回は、サラリーマンが副業としてAirbnb(民泊)投資を行うことができるのかを考察していきたいと思います。
現状の多くはサラリーマン副業
サラリーマンを辞めてAirbnb(民泊)を本業とすることを選択した人、オーナーとして所有していた空室をAirbnbに転用する形で運用をスタートし本業でやっている方もいますが、大半は、サラリーマンの副業としてAirbnb民泊をやっている方です。
そのため、サラリーマンが副業としてAirbnb(民泊)投資を行うことは、十分に実現可能です。すでに何軒も運用している人もいます。
ただし、サラリーマンをしながらAirbnb(民泊)運用をすべて一人でやるのはさすがに厳しいと言わざるを得ません。
全て1人でこなすのが難しい理由
サラリーマンにとって最もネックなのは、部屋清掃が平日のAM11時〜PM3時あたりの時間帯に集中する点です。
これは、チェックイン時間をAM11時、チェックアウト時間をPM3時で設定するホストが多いという状況下で、同日PM3時に別のゲストがチェックインするスケジュールの場合、4時間で清掃を済まさなければならないからです。
平日のAM11時〜PM3時は、サラリーマンであればこの時間に清掃することはほぼ不可能ですね。
またゲストからの問い合わせも昼夜を問わず入ります。もちろん本業の勤務時間中にゲストから問い合わせが入ることになるため、すぐに対応できないようなお仕事の場合、予約を逃してしまう恐れがあります。
部屋清掃とゲストの問い合わせ対応はサラリーマンホストにとってはもっとも課題となるポイントです。
でもご安心ください。Airbnb民泊の関連サービスには、運用すべてをお任せできる「完全代行(フル代行)」や清掃だけメッセージ対応だけといったように一部業務のみ代行できる「部分代行」があります。
これらをうまく使い分けることで、サラリーマンでもAirbnbで民泊物件をいくつも回すことができます。
3つの運用の仕方から選択すべし
Airbnb民泊の運用方法には、「完全代行(フル代行)」「部分代行」「一人運用」の3種類があります。
どの運用方法を選択するかは、副業にどれくらい時間をかけられるか、どこまでご自身の力で行うかによって異なります。
それぞれメリットとデメリットがありますので、ご自身の状況、将来の展望としてはどうしていきたいのかと照らし合わせて最適な運用方法を選択しましょう。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
完全代行 | 手間がかからない。 代行会社のノウハウで売上最大化できる。 | 差別化が難しい 代行手数料が発生する。 自身にノウハウが蓄積されない。 |
部分代行 | 手間がそこまでかからない 完全代行より代行手数料が安い 自身に少しノウハウを蓄積できる 差別化できる | ノウハウがないため、短期での売上の最大化は難しい。 完全代行ほどではないが代行手数料が発生する。 |
一人運用 | 自身にノウハウを蓄積できる。 代行手数料が発生しない。 差別化できる。 | 非常に手間がかかる。 ノウハウがないため、短期での売上の最大化は難しい。 |
Photo via Visual hunt