【調査】米国人消費者の7割が「ホテルよりAirbnb」を選択 宿泊代金の安さを挙げる声が最多

Airbnbがホテルに与える影響に関する2つの調査によると、米国人旅行者は、バケーション休暇の旅行では、ホテルよりもAirbnbを好む傾向があることが分かった。

2019年4月に米国企業のIPX1031が2,000人の米国人を対象に実施した調査では、価格帯が同じであったとしても、全体の68%が宿泊先として従来のホテルよりAirbnbを選択すると回答。

その理由としては、コストが70%を占めたほか、プライバシーの確保(50%)、宿泊施設のユニークさ(47%)などを挙げる声が多いことがわかった。結婚式や家族の集まりといったグループでのイベントでは、従来のホテルよりもAirbnbを好む人が多いようだ。

一方で、従来のホテルを宿泊先として選択する理由としては、期待できることがわかること(70%)、安全性(60%)や清潔さ(52%)を挙げる声が多かった。

また、同調査によるとAirbnbでの宿泊先を決定する要因の一つとして、何気ないアメニティが与える影響も見逃せないほど大きいという。利用者がAirbnbの設備に求めるものの上位にはWi-Fi(74%)、キッチン(66%)、プライベートの浴室(60%)がランクインした。

Airbnbで宿泊施設を探すユーザーと、ホテルをOTA等で探すユーザーは、それぞれ期待していることが異なる。例えば、ホテルをAirbnbに掲載する場合、Airbnbの利用者が好むポイントを打ち出すように訴求方法を工夫することで予約率を高められそうだ。

IPX 1031「Survey: What Guests Want in an Airbnb」より

 

写真の偽り、Wi-Fiの不備、不潔は悪印象に

IPX1031の調査によると、Airbnbを利用する際によくない印象を与えるものとしては、偽りの写真のリスト(56%)、インターネットの接続が遅いか、またはWi-Fiがない(52%)、返答のないホスト(45%)などの体験が挙げられた。

ミズーリ州セントルイスに本拠を置くクレバー・リアル・エステート(Clever Real Estate)が、過去1年間にAirbnbを利用したことのある米国人1,000人を対象に実施した調査では、Airbnbと従来のホテルの両方を利用する旅行者の60%は、バケーション休暇の宿泊先としてAirbnbを好む傾向があることがわかった。

しかし、ビジネス旅行者の68%は従来のホテルに滞在することを好む傾向にあるほか、出張などの旅行でAirbnbを利用するとネガティブな経験をする場合があることが明らかになった。

この調査からは消費者のプライバシーに関する懸念といった弱点も見え、「回答者の58%は隠しカメラの存在に懸念を示し、7%はAirbnbでの滞在中に隠しカメラを発見したことがあると答えた」という。

 



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