Airbnb(エアービーアンドビー)は、2028年までに年間のゲスト数10億人突破を目指すロードマップを構築したことを発表した。ロードマップでは、4つの新しい部屋タイプの追加のほか、新グレード「Airbnb Plus」と「Beyond by Airbnb」の追加、Airbnbコレクションなどの新サービスが示された。
同社によると、現在Airbnbは、世界8万1,000の都市に450万件以上の宿泊先をプラットフォーム上に掲載しており創業から10年で、Airbnbのホストが得た収益は410億ドル(約4兆1,847億円)を超え、Airbnbを通じてゲストがチェックインした回数は3億回を突破したという。
4つの新しい部屋タイプの追加では、従来の「まるまる貸切」「個室」「シェアルーム」の3つに加えてに「バケーションホーム」「ユニークな施設」「B&B」「デザイナーズホテル」の4つが追加される。従来よりもゲストの好みに合った部屋を探せるようになる変更で今夏にリリース予定。
新グレードの追加としては、クオリティや快適性を認証済みの施設についての新たなグレード分けとなる「Airbnb Plus」が追加される。「Airbnb Plus」は100以上のチェックリスト項目をクリアした認証済みの施設で、家のデザインの相談や、プロの写真家による写真撮影、プレミアムサポートが受けられる。
2018年の変更計画
リスティングURLの自由変更が可能に
「Custom URLs for your listing」ではこれまで変更を加えることができなかったリスティングのURLがホストの自由なURLに変更することが可能になる。従来のリスティングURLであるairbnb.com/rooms/2093755という形からairbnb.com/shoreditchloftのようなURLに変更できるようになる。
Nestスマートホームデバイスを30%OFF購入可能
Airbnbスーパーホストの特典として、Google傘下のスマートホームデバイス「nest」が一部の国で30%OFFで購入することが可能に。
スーパーゲストプログラム始動
今年後半Airbnbは、ゲストだけではなく新たなゲストメンバーシッププログラムも開始。旅行のあらゆる側面をカバーするこの「スーパーゲスト」プログラムは、この夏より10,000人のゲストへ試用版がリリースされ、今年度中にAirbnbのゲストコミュニティに向けて幅広く展開していく予定。
4つの新しい部屋タイプを追加
4つの新しい部屋タイプの追加では、従来の「まるまる貸切」「個室」「シェアルーム」の3つに加えてに「バケーションホーム」「ユニークな施設」「B&B」「デザイナーズホテル」の4つが追加される(今夏開始予定)。
Airbnbコレクションの開始
Airbnbでは、「ファミリーコレクション」と「出張コレクション」の2つをスタートし、今後は「ソーシャルステイ」「ウェディング」「ハネムーン」「グループゲートウェイ」「ディナーパーティ」など、続々とコレクションを開始する予定。
Airbnbコレクションによりこれまでよりも、旅の目的にあった滞在先を選ぶことができるようになる。
快適な住宅コレクション「Airbnb Plus」
Airbnb Plusとは、「考えぬかれたデザイン」「快適である」「充実した設備」「行き届いたメンテナンス」を満たす認証済みの快適な住宅コレクション。「Airbnb Plus」認証にあたってはAirbnbパートナーが各戸を訪問し、クオリティと快適性の厳格な基準を満たしているかのチェックが行われる。
また「Airbnb Plus」への参加をお申込の方は「Airbnb Plus」認証獲得に向けた住宅訪問、レポートによる個別指導が行われる。なお、個別指導を含む申請手数料は149ドル。
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