民泊仲介サイト最大手のAirbnbは2018年上期の予約状況に基づく調査結果を発表。もっとも予約された都市として東京が世界1位となったことが明らかになった。
3位には大阪もランクインしておりトップ3の中に東京と大阪の二都市がランクインしたことになる。なお、2位にはフランス・パリが4位にはアメリカ・ニューヨークがランクインした。
来年6月には住宅でも民泊を解禁する住宅宿泊事業法が施行されるが、法施行の有無は宿泊客のトレンドには影響はほとんどなく、日本の都市に対する魅力が高まっているとみられる。
人気エリアの伸び率では、大分県が日本の中では最も高いという結果になった。
また宿泊施設のタイプでみると、都市部にみられる標準的なマンションというよりは、自然の中のロッジ(700%)や日本の旅館(600%)の予約数が特に増加。ただ快適なだけの宿ではなく、素朴でユニークな家が旅行者たちの人気をますます集めている。
アジア全体でみると急速に伸びている国のひとつは中国で、広州 (190%) のような大都市が中国全土で高い伸びを見せている。近隣ではベトナムが、国内旅行・海外旅行ともにバケーション先として急速に成長。
輝くウォーターフロントと数百年の歴史ある建築のコスモポリタンな魅力をあわせもつハノイ (212%) やダナン (255%) の予約数が大きく増えている。
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