Photo by AFS-USA Intercultural Programs
ホームステイといえば、アメリカやニュージーランドなどで、現地のホストファミリーの家の一部屋を借り、家族の新しい一員として生活しながら英語を学ぶスタイルが一般的かと思います。
滞在期間としては、1週間程度〜3ヶ月程度でホームステイする方が多く、夏休みやGWやシルバーウィークなどの短期休暇を利用して行かれる方もいらっしゃると思います。
ホームステイをやりたいという方は多いと思いますが、やはり気になるのはお値段ですよね。
ホームステイの料金は、ホームステイ滞在先によって大きく異なります。人気の高いアメリカやカナダ、オーストラリアやニュージーランド、ヨーロッパは比較的高く、2週間で20〜30万円ほどかかることも。
さらに昨今の円相場は、円安が進行し今ホームステイをする人にとって3年前に比べる非常に不利な環境ににっています。
ホームステイの斡旋業者を通すと、仲介マージンもかかるため高くなってしまいます。
自宅でホームステイ?ネットでもたらされた新常識とは?
ホームステイといえば、アメリカやニュージーランドなどに行くのが従来のホームステイですが、今、みなさんの住む日本の自宅にいながらホームステイができる新しいサービスが登場したのをご存知でしょうか?
ホームステイの新常識を実現するサービスが今話題沸騰中のAirbnb(エアービーアンドビー)です。
Airbnbとは2008年に創業した空き部屋を貸したい人(ホスト)と部屋を借りたい旅人(ゲスト)とをつなぐサービスです。
今では、世界中の旅人に受け入れられ、世界190ヶ国34,000以上の都市で利用され、通算のゲスト数は4,000万人を超え、日本でもAirbnbを通じて自宅を貸し出している方が増えています。
つまり、自宅でホームステイとはどういうことかというと、今住んでいる部屋の空き部屋を貸し出し、日本を観光に訪れる外国人旅行者やヒジネスなどで中長期に渡り日本に滞在する訪日外国人と生活するということです。
外国人といっても、Airbnbは英語で英語でコニュニケーション取るのが一般的なので、英語学習が十分に可能です。
しかし、ホームステイをお探しの方であればこう思うと思います。「わざわざ海外に行かなくても英語が学べるなんてさそがし料金が高いのでは?」
もちろんご心配は必要ありません。自宅のお部屋をみなさんが貸し出すことになるので、宿泊する外国人から料金をもらえます。つまり、ホームステイのようにお金を払うどころかお金を貰いながら英語学習が出来るのです。
まとめ:Airbnbでホームステイする3つのメリットとデメリット
Airbnbでホームステイをするメリットについては上述させていただきましたが、デメリットの部分も気になると思います。
そこで、Airbnbでホームステイするメリットとデメリットについてご紹介いたします。
メリット | デメリット |
---|---|
1.無料どころかお金を貰いながら英語の学習ができる | 1.英語学習が目的のサービスではない |
2.時間がなくても安心!1泊2日からできるホームステイ | 2.自宅に招く分、手間はかかる |
3.今すぐ始められ、嫌ならすぐやめられる | 3.自宅に外国人を招くことに対する抵抗 |
目次
メリット1.無料どころかお金を貰いながら英語の学習ができる
Airbnbは、訪日外国人に対して自宅の空いてる一室を貸し出しすことになるため宿泊代をもらうことが可能です。
また日本語を話せない英語ネイティブの訪日外国人を自宅に招き入れることになるため、部屋でのコミュニケーションは必然的に英語になるため、ホームステイとほぼ変わらない体験がお金を貰いながらできます。
メリット2.時間がなくても安心!1泊2日からできるホームステイ
ホームステイといえば、一般的には1-3ヶ月の期間を中心に海外に行く方が多いです。
学生の方であれば、空いている自由な時間や夏休みなど長期休暇もあり、ホームステイで数ヶ月の滞在も可能だと思います。
一方で、社会人になると、あまり長期の休みもとれずそもそもホームステイに行くための時間が取れないという方も多くいらっしゃると思います。
しかしAirbnbであれば、訪日外国人を自宅に招くことになるため、普段の仕事をしながらでも十分にホームステイが可能です。訪日外国人も観光目的で日本に来ているため、昼間は観光スポットをめぐるなどしており、基本部屋にはいません。夜から朝にかけて、外国人と一緒に滞在することになります。
メリット3.今すぐ始められ、嫌ならすぐやめられる
Airbnbはカレンダー形式で宿泊予約を管理することができます。
外国人を受け入れたくない日がある場合は、カレンダー上で「利用不可」にするたけで、外国人を受け入れることはできなくなります。
つまり、嫌だと思ったら、利用不可にしたり、公開を停止することで簡単にやめることができます。
Airbnbで部屋を公開するのにお金はかかりません。ゲストと呼ばれる訪日外国人から予約が入った場合のみ、6-12%のシステム手数料(Airbnbというサービスを使わせてもらっている手数料)を支払う必要があるだけです。
デメリット1.英語学習が目的のサービスではない
一般的なホームステイの場合、受け入れるホストファミリーは、語学学習でホームステイにきているということを知っています。
一方で、Airbnbは、空き部屋を貸したい人(ホスト)と部屋を借りたい旅人(ゲスト)とをつなぐサービスというだけです。ゲストは、英語を教えるために日本に来ているわけではなく、日本を観光するための宿泊場所として予約をしているだけです。
受け入れることで英語漬けの環境にすることはできますが、それ以上の語学学習に対する過度な期待は禁物です。
デメリット2.自宅に招く分、手間はかかる
Airbnbでホームステイをする場合、自宅の使っていない一室をAirbnb専用の部屋として開放されるのがもっとも良い形です。
しかし、ゲストは宿泊する場所としてお金を支払いAirbnbを利用しているため、「お客様」ということになります。
なので、ホスト(部屋を貸し出す側)である以上最低限やらなければならないことはあります。
例えば、ゲストを受け入れる前の部屋の清掃や、ベッドシーツの取替え、新品のタオルの用意、冷暖房の完備、お部屋の利用ルールなどを準備しなればなりません。
デメリット3.自宅に外国人を招くことに対する抵抗
独身の方であれば、比較的やりやすいかもしれませんが、一緒に住んでいる方がいらっしゃる場合、プライベートはあるとはいえ、見ず知らずの外国人と共同生活を送ることになるので、そのような共同生活に慣れていなければかなり反発を受ける可能性があります。
メリットデメリット1.無料どころかお金を貰いながら英語の学習ができる1.英語学習が目的のサービスではない2.時間がなくても安心!1泊2日からできるホームステイ2.自宅に招く分、手間はかかる3.今すぐ始められ、嫌ならすぐやめられる3.自宅に外国人を招くことに対する抵抗
Airbnb、まずは始めてみることをおすすめします。
ここまでAirbnbのメリットデメリットについて説明してきましたが、なんだかよくわからないという方もいらっしゃるかもしれません。
Airbnbは無料で始められて、嫌だと思えばすぐにやめることができます。つまり、ほぼノーリスクで始められるというわけです。
とりあえず始めてみて、嫌ならやめければよいだけです。実際に手を動かしてみると、色々とわからないことがわかるようになります。
早速始めてみましょう!