国内ホテル単価は2ケタ成長。需要過多の状況は変わらず

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Airbnbの魅力は、旅行先の現地で、暮らすように旅ができるというのがメリットではありますが、昨今のホテル価格状況の中で、部屋の広さに対して割安に泊まれる魅力があるというのも忘れることはできません。

昨今、訪日外国人の増加に伴い、ホテルが取れないや、宿泊価格が高いというお話やニュースが絶えませんが、実際にホテルの宿泊価格がどのように上昇してきているのかを把握する方法として私たちが参考しているデータにHPI(Hotel Price Index)があります。

HPIとは、オンラインホテル予約サイトのHotels.comが定期的かつ独自に調査しているデータで、こちらをご覧いただくことで、日本および世界のホテル価格の推移をデータとしてみることができます。

2015年9月2日に2015年の上半期ホテル価格の調査がHotels.comから発表されました。

今回はこちらのデータを参考に、東京や大阪、その他日本国内のホテル価格がどのように推移しているのかについてご紹介したいと思います。

 

大阪、名古屋はホテル価格20%の上昇も

Hotels.comのHPIによると2015年上半期の日本全体のホテル平均宿泊価格は、前年同期比11%増加の12,839円(11,577円)でした。

この傾向はここ数年続いており、昨今の円安に起きている訪日外国人の増加が原因の一つであることは明白です。

東京は、前年同期比8%増の16,659円と増加率では低いほうですが、上昇率が非常に高かったのが、大阪と名古屋です。

大阪は、前年同期比23%の増加で、2014年上半期の11,810円から14,502円に上昇。名古屋は、前年同期比22%増で、2014年上半期8,873円から2015年上半期には10,849円にまで上昇しています。

http://hpi.hotels.com/

 

Airbnbも宿泊価格の上昇か?

Airbnbの宿泊価格に関するデータは特にAirbnbも発表していないためわかりませんが、ホテルとサービス自体やサービス対象者が異なるとはいえ、ホテル価格の上昇の影響がAirbnbにはまったくないとは言えないと思います。

肌感覚にはなりますが、2013年と比べるとAirbnbの宿泊価格は明らかに上昇していると言えます。

昨今の円安傾向で、日本人に比べ訪日外国人の購買力が上昇しているため、ホテル価格と同様、比例する形で日本国内におけるAirbnbの宿泊価格も上昇していると考えるのが自然ではないでしょうか。

目的地2015 年上半期2014 年上半期変化率 (%)
日本15,24213,58512%
東京16,65915,4588%
京都15,40813,80812%
大阪14,50211,81023%
横浜13,93212,08215%
沖縄13,27612,07010%
札幌12,81310,89318%
広島11,14410,5256%
名古屋10,8498,87322%
福岡10,84510,2306%