Airbnbではゲストから初回の問い合わせがあった場合、なるべく早く返信をしなければならないことは周知の事実で、すでに多くのホストが実践している基本ノウハウの一つだ。
ゲストからの初回問い合わせに対して、なるべく早く返信をすることは重要だ。しかし、早く返事をするという誰でも知っていることと同じことをやっていても差別化にはならない。今後は返事のスピードに加えて他のホストと差別化することが重要になる。
物件数の急増により「差別化」がより重要に
ご存知の通り、Airbnbの日本国内における物件数は、2016年に3万件を突破しその数は衰えることを知らない。2015年までは、部屋をAirbnbに登録しておくだけで予約が殺到するという状態も実際に発生していた。
しかし、3万件という数まで物件数が急増したことで、予約が殺到する部屋と予約がそこまで入らない部屋という二極化の状況が生まれつつある。
年間のトレンドの中で閑散期と呼ばれる2016年1−2月は、一部の部屋で稼働率が極端に落ち赤字の部屋も出た。稼働率の落ち込みにより撤退を余儀なくされる部屋も出てきた。
そのような状況下においては、他のホストと同じことをしていてはまったく勝ち目はない。今後もAirbnbの物件数は増加していくことが確実視されている中で、生き残るためには他の部屋との「差別化」を意識していかなければならない新しいフェーズに入りつつあるのだ。
返信スピード以上に重要な「魔法の言葉」
多くのホストから素早い返信が来る中で、このホストだとゲストを引きつけるためのテクニックがある。それは長文のプロフィールを送るわけでも部屋の魅力をトコトン伝えるわけでもない。
Airbnbゲストからの問い合わせに対してシンプルに一言、ゲストを引きつける「魔法の言葉」を付け加えるだけで、他のホストとは違う魅力を伝え、ゲストに選んでもらえるお部屋にすることができる。
この方法であれば、そこまでスピードにこだわらなくても十分に挽回することも可能だ。もし、今までゲストへのメール対応でスピードだけ重視してきたと思い当たる節があるホストの皆様にはぜひとも参考にしていただきたい。
ゲストを引きつける魔法の言葉の詳細は、「エアビー戦略思考」に掲載しているのでぜひご覧になっていただきたい。
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