品川駅高輪口前のホテル複合施設「シナガワグース」(旧ホテルパシフィック東京)、閉館・解体へ

京急電鉄は、品川駅高輪口前の複合施設「シナガワグース」の営業を 2021 年3月 31 日をもって閉館することを明らかにした。これにあわせて京急EXホテル品川も 2021 年 4 月 1 日のチェックアウト分をもって営業を終了する。

シナガワグースは、ホテル京急が運営していたシティホテル「ホテルパシフィック東京」を改装し 2011 年 4 月に開業したホテルを含む複合商業施設。ビジネスホテル「京急EXホテル 品川」のほか、大規模貸会議室などが入居していた。

京急EXホテル 品川では閉館を前に、1泊の利用につき 500 ポイントをプレゼントする「京急 イーエックスホテル 品川 閉館 限定プラン」を販売している。

約2.5万㎡ のシナガワグース敷地について、京急電鉄はトヨタ自動車と共同でオフィス・MICE・商業・ホテル等で構成する延床面積約 20 万㎡超の超高層複合ビルを建設。国内外のグローバル企業や国際水準の会議・ホテル誘致を行い、ターミナル駅前でありながら豊かな自然に恵まれた環境を活かしたまちづくりを目指す。

また、京急電鉄は敷地の一部をトヨタ自動車に譲渡するほか、トヨタ自動車が施設の一部をオフィスとして活用することについても合意している。



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