菅総理大臣は 1 月 7 日に開かれた記者会見で、東京都と埼玉、千葉、神奈川の 1 都 3 県を対象とする特別措置法に基づく緊急事態宣言の再発令を決定したと表明した。期間は、 2 月 7 日までの 1 か月間。
飲食店については、 20 時までの時間短縮、酒類の提供は 1 時間前の 7 時までとするほか、テレワークによる 7 割の出勤減、20 時以降の不要不急の外出の自粛、スポーツ観戦、コンサートなどの入場制限を要請する。
緊急事態宣言の発令は、2020 年 4 月に続き 2 回目。一回目の緊急事態宣言は、2020 年 4 月 7 日に、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県、及び福岡県の７都府県に限定して発令。その後も感染拡大が止まらず、4 月 16 日に対象地域を全国に拡大した。
当初は、ゴールデンウィーク開けの 5 月 6 日までを予定していたが感染拡大が収まらないことから対象地域を全国としたまま、5 月 31 日までの延長を決定。その後の感染状況を踏まえて、予定を前倒し 5 月 25 日に全国で緊急事態宣言を解除した。
