「手間いらず」が宿泊管理システムを強化 民泊市場の拡大見据え2社との連携を相次いで発表

複数の宿泊予約サイトを一元管理する「TEMAIRAZU」を運営する「手間いらず」は3月、予約業務などホテル運営を統合的に管理する「Tap」と、民泊や簡易宿所向けの管理システムを運営する「アルメックス」の2社とシステム連携を行うことを発表した。

「手間いらず」は、複数のホテル・旅館などの各サイトを一元管理できるシステムを運営。宿泊予約のサイトコントローラーとして、利便性のある「TEMAIRAZU」に定評があり、数々のシステムを加えて進化してきた。宿泊施設の利点は在庫を一括管理でき、宿泊料金をコントロールすることで、収益とコスト削減ができる。

今回の2社との連携は、ホテル・旅館のフロント業務や運営などのシステム管理、民泊などの宿泊管理システムをそれぞれ補強。6月15日に施行される住宅宿泊事業法を見据え、宿泊事業全般を包括的に網羅する。

国内の宿泊業界では、右肩上がりで急成長を続けるインバウンド(訪日外国人)の受け入れ対策も今後の重要なテーマになる。2017年は過去最高の2,869万人のインバウンドを記録。国内では19年ラグビーのワールドカップ、20年東京五輪・パラリンピックの開催で、さらにインバウンドが激増することが確実だ。

「手間いらず」は、インバウンドの伸びとともに今後さらに伸びると見込まれる民泊を中心とした小規模宿泊施設に特化したシステムを強化する。

▽タップ
小規模宿泊施設向けの宿泊管理システム「accommod」を運営。小規模のホテル・旅館に特化し、全体の運営を司るシステムとしてフロント、財務・経理、マネジメント支援を行う。民宿やペンション、ゲストハウスなど人手が限られる施設では、宿泊プランの販売やチェックアウトの業務を効率化できる。

▽アルメックス
民泊・簡易宿所向けの宿泊管理システム「innto」を運営。同システムは医療機関、飲食店、ゴルフ場などの自動精算機を中心に、受け付けやフロント管理の各システムの機能を併せ持っている。予約、販売価格のほか、残室数、チェックイン・アウトに加え、データ分析の機能もある。