米アマゾン、ホテルや民泊などの宿泊施設向け「Alexa」公開 マリオットで順次導入へ

米アマゾンは、バケーションレンタルや民泊、ホテルなどの宿泊施設向けに「Alexa for Hospitality」と呼ばれる新サービスを開始した。Alexa(アレクサ)とは、音声だけで遠隔操作できるスマートスピーカー「Amazon Echo」に搭載されたAIアシスタント(人工知能)を指す。

アレクサを搭載したAmazon Echoは音声だけで遠隔操作できるスマートスピーカーで、一般コンシューマー向けに日本国内でも販売されており音楽の再生や天気予報、アラームのセットなどを声だけで操作できるのが特徴だ。

すでにラスベガスにあるカジノホテル「Wynn Las Vegas」(ウィン・ラスベガス)が、4,700の全客室にAmazon Echoを導入することを発表。世界最大のホテルチェーンであるマリオットインターナショナルも「Amazon Echo」をテスト導入するなどしていた。

ホテルやバケーションレンタルなどの宿泊施設の間でスマートスピーカーへの関心が高まってたことを受け、アマゾンは宿泊施設向けに「Alexa for Hospitality」をリリースしたとみられる。

アマゾンはまずは、マリオットインターナショナルと提携し、Marriott Hoteles、Westin Hotels & Resortsなど複数のホテルで「Alexa for Hospitality」の導入を予定する。

 

アレクサで施設情報の確認や客室機器を操作

ホテルなどのホスピタリティ産業に特化した「Alexa for Hospitality」では、音楽の再生など従来からある機能に加え、プールの利用時間やフィットネスセンターの場所など、ホテル館内の情報を提供。

さらにコンシェルジュの呼び出しへの対応に加え、ルームライトや室温、ブラインド、テレビといった客室内の機器をコントロールすることもできるようにする。

もちろんこれらの操作はタブレットやディスプレイなどを操作することはなく、「アレクサ」という呼びかけの後にお願いしたいことを伝えるだけだ。

日本ではまだこのようなスマートスピーカーを導入する動きは目立っておらず、普及まではまだまだ時間はかかりそうだが日本でも徐々に浸透していく可能性はありそうだ。

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