エクスペディア、マリオットホテルの B2B 客室在庫を10月から独占的に取り扱い開始へ

世界最大手のオンライン旅行サイト Expedia Group(エクスペディア・グループ)は10月15日から、ホテルチェーン世界大手のMarriott International(マリオット・インターナショナル)の卸売レートや空室照会などを、業界で初めて独占的に取り扱うことを明らかにした。

これは両社間で2019年4月に締結された新しい合意に基づくもので、客室再販を効率的に行うとともに、不当な割引販売を排除する狙いもある。

2019年10月15日以降、HotelBeds(ホテルベッズ)などのB2Bホールセラーは、世界各地のマリオットホテル7,000軒へのアクセスを継続したい場合、Expedia Group B2B 部門のExpedia Partner Solutions(エクスペディア・パートナー・ソリューションズ)と手を組む必要がある。

Hotelbedsは、全世界の旅行会社、航空会社、OTA、チャネルマネージャーなど60,000社を超えるビジネスパートナーに対して約180,000軒に及ぶホテルやオプショナルツアーなどを提供する世界最大級のグローバルB2Bホールセラー。

OTAや旅行会社などに客室を卸売レートで流通させるホテルセラーは、業界では重要な役割を担う。D-Edge Hospitality Solutionsが行った調査によると、2018年の欧州のホテル予約収入の5.2%をHotelBedsが、その他のホテルセラーが2%を占めるなど影響力は大きい。

 

Marriottは2社の独占的な合意により、Expedia Groupの有するテクノロジーとサービスを活用し、B2B 客室在庫を再流通するための1つのアクセスポイントを構築。

Expedia Partner Solutionsが提供する新たな流通システムにより、Marriottは、B2B 客室在庫の再流通をこれまで以上に効率化するとともに、問題になっていた複雑な再流通モデルを解決する。

また、この新しいゲートウェイソリューションは、旅行者に一貫性と信頼性のあるサービス体験を提供し、信頼できるサードパーティの旅行プロバイダーを通じて、ホテルの説明、宿泊料金、料金を正確に表示することも可能にする。

Marriottのヴァイスプレジデント、Alexander Pyhan(アレクサンダー・ピアン)氏はSkiftの取材に対して「すべての販売パートナー及び旅行プロバイダーは、Marriottの基準に準拠しなければならない」とし、「最適化されたゲートウェイソリューションによって、コンプライアンスの向上に寄与する」と述べた。



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