【速報】Google、駅や観光スポットから各ホテルまでの「所要時間」を自動表示へ Googleローカルパックで一覧表示

米検索エンジン大手のGoogle(グーグル)は、「駅名 ホテル」などの検索結果に表示されるGoogle検索のローカルパックに、駅名から周辺ホテルまでの距離表示を開始したことがわかった。

本サービスにより、駅や空港、観光スポットなどの検索ワードと「ホテル」を組み合わせて検索することで、その場所から周辺ホテルまでの距離がわかるようになった。

ローカルパックとは通常のGoogleの検索結果とは異なり、地域に関連するキーワードで検索した際に地図情報と共に検索画面の上部に表示される検索結果のこと。

例えば、東京駅周辺のホテルを探したい場合、「新宿駅 ホテル」でGoogle検索すると、4つのホテル情報がGoogleマップとともにパックになって表示される。これまでは、ホテル名とレビュー、宿泊価格などが表示されていたが、「新宿駅」からの距離表示も加わった。

ホテルを検索する際には、最寄り駅からどの程度の距離があるかを知ることは宿泊先を選ぶ要素の一つになるが、Google検索を利用すると、駅周辺のホテルとそれぞれの距離を瞬時に把握できるようになった。

なお、駅名に限らず「羽田空港 ホテル」とキーワードを入力し検索すると、羽田空港周辺のホテル一覧と羽田空港からの距離を一覧で把握できるほか、訪日外国人からも人気のスポットの一つである「東京タワー ホテル」と検索すると、東京タワー周辺のホテル一覧とその距離が一目でわかる。

本サービスのアップデートについてGoogleからの公式発表はないが、Airstairが調べたところでは日本語でも利用が可能。海外ユーザーも利用可能で、ヤードポンド法が利用されているアメリカではフィートやマイルなどで表示される。

Google検索「新宿駅 ホテル」の検索結果

 

Google ホテル検索で相次ぐアップデート

Google は2019年3月上旬に、Google フライト検索とGoogle ホテル検索のアップデートを発表。Google フライトでは、出発地と到着地、日時を指定することで「最安値」のフライトをスムーズに探せるようにアップデートしたほか、Google ホテル検索では専用のトップページを公開。

同年3月下旬には、ExpediaやTripadvisorなどの強力なパートナーとの提携とともにGoogle ホテル検索から民泊を検索できるサービスを開始。ホテルと民泊の両方を比較しながら検討できるようアップデートを行った。

同年4月にはスマートフォン版のGoogle ホテル検索にマリオット インターナショナルやアコーホテルズ等のホテルブランド名での絞り込みを可能にする条件フィルターを追加。

同年5月にはGoogle フライトやGoogle ホテル検索、Google Trips など別々に提供されていた旅行関連サービスを「Google Travel」に統合。タビマエ・タビナカ・タビアトの旅行プロセスすべてをシームレスに連携できるようアップデートした。

Googleは、昨今ホテル検索に関する機能やサービスのアップデートを相次いで実施しており、ホテル関連のサービス強化に余念がない。

Google ホテル検索



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