星野リゾート、ウィズコロナ時代に向けて、衛生管理と3密回避で最高水準のコロナ対策を宣言

国内外で 42 施設を運営する星野リゾートは、長期化するウィズコロナ時代における新しい旅の在り方に対応するべく、「衛生管理」と「3 密回避」の2つの対策軸を掲げ最高水準のコロナ対策を行っていくことを宣言した。

「3 密回避」の軸では、宿泊客と従業員、宿泊客同士の視点で 3 密が発生しづらい環境づくりを進めるとももに、「衛生管理」では通常の清掃に加えての館内の除菌対応、スタッフやお客様の健康面の確認を実施する。

厚生労働省による 3 密とは「換気が悪い密閉空間」、「人が集まって過ごすような密集場所」、「不特定多数の人が接触するおそれが高い密接場面」を指すが、星野リゾートでは、この 3 密回避をホテルにおけるサービス規範として具体化し、以下の対策を徹底していく。

チェックインの観点では、星のや、界でフロントでのチェックインを一時停止し、客室でのチェックインに変更。OMO5東京大塚、BEBでは、自動チェックイン機でのチェックインを原則とする。

食事の観点では、レストランの混雑状況管理と入店時間の分散化を行うほか、ビュッフェ形式はセットメニュー、テイクアウト形式へ転向する。また、界(一部施設を除く)、星のや東京、星のや京都では半個室での料理提供も行う。

また、温泉や大浴場、プールなどでは、混雑状況が事前にわかるように、宿泊客のスマートフォンに混雑状況をタイムリーに表示する機能を順次導入する。

「衛生管理」の軸では、チェックイン時に検温を実施及び海外渡航歴の確認を行うほか、通常の客室清掃に加え、ホテル館内のアルカリ電解水による清掃と拭き上げを実施する。

星野リゾートでは、「心を解放して過ごせる滞在を用意することが、今後の観光産業にできることだ」とし、徹底した衛生管理と3密回避で安心して非日常を楽しむ空間を提供していく。



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