GoToイート オンライン飲食予約で9日間で8%の予算を消化 延べ約558万人の予約

野上農林水産大臣は 10 月 20 日の閣議後記者会見で、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた飲食店を支援する「GoToイートキャンペーン」のオンライン飲食予約について、制度が開始された 10 月 1 日から 9 日までの 9 日間で延べ約 558 万人のオンライン予約があったと明らかにした。

実際に利用されポイント付与が行われた場合のポイント付与額は約 49 億円分となる。オンライン予約の事業予算は、616 億円であることから、約 8 %の予算消化となる。

オンライン飲食予約では、食べログ、ぐるなびなどの飲食予約サイト経由で飲食店等の予約をした利用者に対して、次回以降の飲食利用で使えるポイントを付与。

付与されるポイントは、昼食時間帯では 500 円分、15 時以降の夕食時間帯は、1,000 円分です。ポイント付与の上限は、1 回の予約当たり 10 人分(最大 10,000 円分のポイント)まで。

利用状況の内訳では、昼食が約 131 万人、夕食が約 427 万人で、ポイント付与額が大きい夕食での利用が昼食利用を上回っている。

記者会見で、野上農相は「ややペースが上がってきている」と述べ、オンライン飲食予約の利用状況を注視していく考えを示した。

GoToイートでは、1 人最大 1,000 円分のポイント還元を行うオンライン飲食予約と、地域の飲食店で利用できる 25% のプレミアム付き食事券の 2 つの支援策を展開。

プレミアム付き食事券は、購入代金の 25% に当たるプレミアム分が国の負担によって上乗せされる支援策で、例えば 1 万円を支払って購入すると、2500 円分のプレミアムが上乗せされ、1 万 2500 円分の食事ができる。

飲食代が 25% 割引に相当することから注目度が高く、京都では 10 月 7 日に開始されたプレミアム付き食事券 10 万冊の事前予約が、即日完売。同じく大阪でも 10 万セットが 5 時間で完売となっている。

GoToイート「プレミアム付き食事券」 都道府県別の開催状況まとめ

2020年10月11日


.