JR東海ツアーズ は、GoToトラベル代替の観光支援策「全国旅行支援」が 12 月 27 日まで延長されたことを受けて、延長分の予約受付を 11 月 30 日 14 時から全国 28 道県で開始すると発表しました。

対象となるのは、北海道、青森、岩手、宮城、福島、栃木、千葉、富山、石川、福井、山梨、長野、静岡、愛知、三重、滋賀、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、香川、高知、長崎、大分、鹿児島、沖縄県です。

「全国旅行支援」(全国旅行割)は、当初 12 月 20 日までとしてましたが、12 月 27 日まで延長することが発表されました。他の都道府県についても準備が整い次第、年末延長分の予約受付を順次開始します。

「全国旅行支援」は、新幹線やフライト等とセットになった旅行で 1 人 1 泊最大 8 千円を上限に旅行代金が 40% 割引になるキャンペーンで、さらに飲食店等で利用できるクーポン券を 1 人 1 泊最大 3 千円分配布します。

年末延長分についても割引率やクーポン配布額に変更はありません。なお、2023 年には、最大 7 千円を補助する新たな観光需要喚起策を実施予定ですが、キャンペーンの開始日程等の詳細はまだ明らかにはなっていません。

 

JR東海ツアーズ、年末延長分のあとから割引

全国旅行支援の年末延長分(12 月 21 日~ 12 月 27 日宿泊分)に、「あとから割引」が適用できるのかについては、旅行会社によって対応方針にばらつきがあります。適用のお考えの方は、ご注意ください。

JR東海ツアーズでは、年末延長分についてもあとから割引の対象となります。予約期間や割引対象額、対象都道府県などの利用条件を満たす場合に限り、「あとから割引」について個別に連絡があります。

連絡がない場合は、適用対象外です。

 

「全国旅行支援」と2023年の観光需要支援策の違い

2023 年に実施される新観光支援策は、1 人 1 泊最大 5 千円を上限に旅行代金が 20% 割引になるキャンペーンで、さらに飲食店等で利用できるクーポン券を 1 人 1 泊最大 2 千円分配布します。

全国旅行支援と 2023 年観光需要喚起策では何が変わったのでしょうか。まず、割引率でみると「4割引」から「2割引」に変更になっており、上限額も交通付きプランの場合、8 千円から 5 千円になっています。

また、クーポン配布も平日の場合、全国旅行支援では 3 千円分配布されていましたが、2023 年の観光需要喚起策では 2 千円分の配布に変更になります。休日の場合のクーポン配布額のみ変更はありません。

割引とクーポン配布を含めた補助額では、全国旅行支援では最大 11,000 円分の補助額となっていましたが、2023 年の観光需要喚起策では、最大 7,000 円の補助額に変更となります。

キャンペーン名称全国旅行支援2023 年観光需要喚起策
割引額(1)旅行代金が最大 40% 割引
交通付プラン上限:8,000 円
上記以外のプラン上限:5,000 円
(2)クーポン配布
平日:3,000 円/泊
休日:1,000 円/泊
(1)旅行代金が最大 20% 割引
交通付プラン上限:5,000 円
上記以外のプラン上限:3,000 円
(2)クーポン配布
平日:2,000 円/泊
休日:1,000 円/泊
補助条件全国民全国民
実施期間2022 年 10 月 11 日 ~ 12 月 27 日2023 年 ~
感染症対策・ワクチン 3 回接種 または PCR検査等の陰性証明・未発表

 

全国旅行支援等、今後の観光支援策

今後の観光支援策まとめ

[1]全国旅行支援
最長で2024年1月末まで開催あり
[2]自治体旅行支援
観光需要回復を軌道に乗せるため、自治体が実施(詳細はこちら
[3]旅行サイト
旅行サイトや航空会社で各種キャンペーンやセールを開催

「全国旅行支援」は、県独自の旅行支援も含めると、2024年1月以降も14都道府県で開催することが発表されています。一部、自治体では全国旅行支援の助成額を上回る支援も存在します。

さらに、楽天トラベルやじゃらんなどの旅行会社各社やANA、JALなどの航空会社各社も定期的にキャンペーンやセールを展開しており、開催日での予約がおすすめです。



.