日本初、民泊最大手のAirbnbが釜石市と連携へ

個人宅の空き部屋を旅行者に貸し出す「民泊」の世界最大手として知られるAirbnb(エアービーアンドビー)と岩手県の釜石市は10月20日に、観光促進に関する覚書を締結することを岩手日報が報じた。Airbnbが日本の自治体と連携する試みは日本初の試みとなる。

連携の詳細は、10月20日にAirbnb共同創業者のジョー・ゲビア氏と野田武則市長が出席して行われる調印式及び共同記者会見の場で発表されるという。

釜石市は2011年3月11日の東日本大震災で約1,000名近い死者・行方不明者が出るなど大きな被害を受けた。釜石市内のホテルも大きな被害を受けたが今では、震災学習などの宿泊需要も増えて宿泊施設が不足していた。

2017年から民泊新法により「民泊」が全国解禁となるのを見越し、民泊を通じてホテル不足の解消を狙うものを見られる。

メトロデータによると、Airbnbに掲載されている物件数では岩手県は25件と全国的に見ると少ない。釜石市に至っては掲載物件数は0であるが、本連携により今後掲載数の増加が見込める。(2016年8月現在)

 

《関連サイト》
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