メトロエンジン、民泊の自動チェックインアプリを無料提供へ

民泊運営の管理ツールなどを手掛けるメトロエンジン株式会社は10月からタブレットで自動チェックインができる宿泊事業者向けアプリ「本人確認&自動チェックイン」の無料提供を開始することを発表した。

国土交通省と厚生労働省は、来年4月に施行が予定される住宅宿泊事業法(以下、民泊新法)を控え宿泊ゲストの本人確認手法としてタブレットなどの電子端末による映像での確認を認める方針。本人確認の手法としては民泊ホストや管理業者が対面で確認する方法も認めるほか、映像確認以外にも周辺のホテルフロントを活用することによるチェックイン代行も認める。

2018年4月の施行が見込まれる民泊新法に対応したもので、「民泊ダッシュボード」に搭載される予定の本アプリの活用によって人件費の削減や収益の効率化が期待される。

 

民泊施設のチェックインや本人確認を自動化

「本人確認&自動チェックイン」は、家主不在型の民泊施設などでのチェックインを自動でおこなうためのアプリ。テレビ電話による本人確認、本人認証、AirbnbやBooking.comなどOTA(Online Travel Agent)の宿泊予約情報の自動連携、宿泊者名簿の自動作成、多言語対応、パスポート情報取得、ハウスマニュアル表示などが主な機能で、iOS、Androidに対応する。手持ちのタブレットを利用できるため、端末をレンタルする必要はなく、アプリを端末にインストールして物件を登録すると各機能を無料で使える。

メトロエンジンは現在、宿泊施設向けWEBサービス、民泊関連事業者向けサポート・サービス、民泊関連のメディアやECサイト運営といった事業を展開。客室単価の設定や競合分析などを担う民泊の運営自動化支援ツール「民泊ダッシュボード」、人工知能や機械学習を活用して客室単価を最適化するホテルや旅館向けのマネジメントツール「メトロエンジン」などを提供している。

 

民泊ダッシュボードで民泊運営の効率化が可能に

「本人確認&自動チェックイン」は、機能の一部を「民泊ダッシュボード」と連携させたのも特徴の1つ。「民泊ダッシュボード」が有する自動返信、自動翻訳対応のチャット機能「メトロチャット」を利用してゲストと会話ができるほか、IoTセンサーによる騒音管理、スマートロックの管理も可能となる。

新アプリの利用方法や各種機能の詳細については、10月に公開する予定。同社では「民泊新法に対応した自動チェックインアプリを民泊ホストや宿泊事業者向けに無料で提供することで、より一層、ユーザーに付加価値のあるサービスの提供を目指す」としている。