赤字の出ないサブリース型民泊運営サービスを開始

民泊専門の不動産会社、株式会社イールドマネジメント(以下イールド社)は7月14日、業界初のサブリース型民泊運営サービスを7月17日から開始すると発表した。稼働率が低下した場合、イールド社が損失を負担し、民泊オーナー(ホスト)に赤字が出ないシステムだ。イールド社では、サブリース型民泊運営サービスを今期中の目標として、400物件の契約を目指すという。

サブリース型民泊運営サービスでは、イールド社が独自に入手した民泊許可物件を、同社がいったん賃貸として借り上げ、この物件を民泊運営希望者(ホスト)に同社が転借(サブリース)する。閑散期などで稼働率が低下し、売り上げが落ち込んだ場合、イールド社が赤字分を補てんすることによって、ホストの負担が軽減。赤字が出ない民泊運営が可能になる。逆に黒字になった場合は、経費を除いた収益の全額をホストに還元する。

【サブリース型民泊運営サービスの契約形態】
▽民泊物件の所有者(オーナー)・管理会社
・イールド社が民泊運用の許可を得るために交渉
・イールド社と所有者(オーナー)間で賃貸借契約を締結
▽民泊運営希望者(ホスト)・投資家
・イールド社が転貸借契約(また貸し)によって民泊可能物件を提供

イールド社の収益は、運用代行手数料として、民泊物件の売り上げの25%を設定している。例えば10万円の売り上げに対し、ホストが25,000円をイールド社に運用代行手数料として支払う。ホストは残りの75,000円の中から、諸経費を除いた分が利益となる。利益が20,000円の赤字になれば、20,000円をイールド社が負担する。

 

自社の強みをフル活用するイールドマネジメント社

イールド社は民泊運営に特化した不動産会社とあって、収益が見込まれる物件リサーチに専門的な知識を持っているのが強みだ。民泊運営に興味を持っている人は、自ら全てを運営するよりも、リスクが大幅に軽減されるのが最大のメリットだ。イールド社では民泊運営に関しても、以下のようなサービスの提供もあり、ホストの負担も少なくなる。

・インテリアコーディネート
・家電家具の購入代行やセッティング
・Airbnb、Agoda、途家(トゥージア)などの民泊プラットフォームでの運用管理
・チェックアウト後の清掃管理

イールド社は今後、大手不動産会社との連携や民泊物件の仕入れをさらに強化していく意向だ。サブリース型民泊運営サービスによる一括借り上げも、積極的に展開していく。賃貸の稼働率に悩む物件所有者やオーナーに対し、収益性の高い民泊物件への転嫁などのサービス提供を加速させていく。