東京都、新型コロナウイルス感染拡大の「第二波」に備えた宿泊療養施設の募集を開始

東京都は、新型コロナウイルス感染症の第二波に備え、新型コロナウイルスの軽症患者の宿泊療養施設の確保を行うための公募を開始すると発表した。2020 年 6  月 12 日(金)から 6 月 23 日(火)まで受け付ける。

東京都における新型コロナウイルスの新規感染者は、二けた台前半で新規感染者の増加に一定の歯止めはかかっている状況ではあるが、再び急激な増加に転じるおそれもあることから、「第二波」に備え宿泊療養施設の募集を行う。

応募できる施設要件については、東京都内に所在する宿泊施設で、1 棟 150 室以上、多摩部は1棟 100 室以上の物件で1棟貸しができること、2 基以上のエレベータがあること、10 人程度で会議ができる会議室等があることなどが条件になる。

宿泊療養施設の建物維持管理は、事業者側で実施し、建物維持管理に係る費用は、都側が負担する。また、使用料の具体的な金額は、都と事業者において別途協議の上、決定する。

公募後は、条件に合致する事業者の中から選考を行い、候補となった事業者については実際に宿泊施設へ現地確認等を行う。宿泊療養施設として活用できると認められた場合は、開設に向けた覚書を締結し、感染拡大の「第二波」発生時に速やかに開設することができるよう準備を行う。

応募方法は、総務局総務部企画計理課メールアドレス宛てに、事業者名、住所、担当者名、連絡先、提供可能な宿泊施設名、所在地などを送付。複数の宿泊施設がある場合は専用の記入リストを埋めて回答することで応募できる。

《関連サイト》新型コロナウイルス感染拡大に備えた宿泊療養施設の募集について



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