百戦錬磨とサンセイランディック、民泊分野で共同事業

民泊予約サイト『STAY JAPAN』を運営する株式会社百戦錬磨は、株式会社サンセイランディック、株式会社あんどと共同で「高齢者や障害を持っている方への住まいに関する生活支援のための共同事業」を千葉県船橋市で試験的にスタートすることを発表した。将来的には全国展開も視野に入れ、地域密着型のネットワーク体制構築に取り組んでいく意向だ。

今回のサービス開始の背景には、高齢者や障害者の方が賃貸住宅への入居を希望してもなかなか受け入れられないという問題が大きく影響している。賃貸住宅のオーナーや不動産会社は、リスクを回避するために彼らを敬遠している現実がある。一方、国は高齢者が住み慣れた地域で暮らしていけるよう「地域包括ケア」を推進する方針で、拠点となる住宅を整備し、自立支援に向けてサポート体制の充実を計っている。そこで百戦錬磨ら3社は、行政サービスや福祉サービスとも連携、各社の強みを活かしたサービスの提供を試みる。

株式会社百戦錬磨
自治体の認可を受けた民泊物件だけを掲載する民泊予約サイト「STAY JAPAN」(https://stayjapan.com/)を運営。加えて自社でも賃貸物件を所持しており、民泊オーナー向けの運用代行サービスも行っている。二社と連携することで、緊急時に一時的避難の必要がある高齢者や障害者の方に民泊物件を紹介できる仕組みの構築、運用を行う。

株式会社サンセイランディック
入居用物件の確保や入居可能施設の認定を行い、高齢者や障害者の方に幅広い賃貸物件情報を提供する。生活しやすい物件を提供するために障害となる箇所の有無について住宅の調査も実施する。

株式会社あんど
あんどは生活サポート付きの家賃保証会社だ。家賃保証や賠償保険、生活サポート、市民後見人の紹介といったサービスを提供し、オーナー側の不安も緩和する。千葉県船橋市や保険会社、警備会社を利用することにより、あらゆる角度から高齢者や障害者、そしてオーナーを支える仕組みを整備する。

 

三社の強みを融合

今回の取り組みでは、障害があっても働ける人の雇用創出のために、民泊物件の清掃やシーツ交換などの仕事も提供する。3社それぞれの強みを生かして連携することで、緊急時などの一時的な住まいの提供がシステマチックに行えることが魅力だ。3社は今後、全国的な展開を目指しており、行政や福祉、関連企業、団体など地域におけるネットワークを構築し、連携することで高齢者や障害者の方を支える仕組みを整えていく。

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