ソーシャルアパートメントも「民泊」に照準

グローバルエージェンツは6月12日までに、ランドリー&カフェ併設型のソーシャルアパートメント「ワールドネイバーズ清澄白河」が3カ月で満室になったと発表した。民泊新法の施行を控え同社は今後、民泊での活用も視野に入れているという。

民泊新法では届出を行うことで住宅でも民泊の営業を行うことができるようになる一方で、年間の最大営業日数は180日以内に制限される。ソーシャルアパートメントの場合、入居者の退去で生じた一時的な空室期間中に限り民泊に転用するといった運用もできる見込みだ。

「ワールドネイバーズ清澄白河」は都心に位置し、単身者向けの1Kタイプを基本としたソーシャルアパートメント。最多価格帯が94,000円とやや高めの設定のため、入居者の平均年齢が31.5歳と高くなっている。物件にはワーキングラウンジも併設しており、IT関連企業、コンサルティングや広告・情報通信に加え、フリーランスの各職業の入居者も多い。2017年3月に募集を始め、3カ月間で全134室が満室になったという。

同社によると、「ワールドネイバーズ清澄白河」の募集時には、広告や不動産仲介会社を一切、利用していない。自社のポータルサイト上で物件の情報公開をし、国内外から700件超の問い合わせがあったという。ライフスタイルの変化によって、住環境のニーズも多様化しており、それが感度の良い人たちの目に留まった。

多くの関心が集まったのは、“最新型マシンを備えたコインランドリー&カフェでつながる街のコミュニティ”をコンセプトとした新しい施設だからだ。地域コミュニティとのつながりを持てるように、最新マシン備えたコインランドリーを完備するほか、おしゃれなカフェでは食事から各種ドリンクを提供する。どちらの施設も、入居者同士をはじめ、地域住民も利用することが可能で、さまざまな交流の場になる。

同物件ではマンスリー入居者を積極的に受け入れていることもあり外国人の入居比率が15%になるという。アジア、欧州、北米、中米などの幅広い国籍の外国人が利用している。民泊も現状はその大半が訪日旅行者によって利用されており、ソーシャルアパートメントと民泊の相性は良さそうだ。

ソーシャルアパートメントは、居住空間が限られている一方で、共用部分の機能を拡充しているのが特徴。24時間予約不要で利用できるラウンジでは、パソコンを使って仕事をすることもでき、逆にリラックスした時間を過ごすこともできる。ランドリーなどの機能も備え、ホテルライフのような感覚で居住することができる。